見出し画像

休職留学を経て「正社員」をやめた理由

カナダと日本の2拠点生活に挑戦中のYukiです。
昨年まで、2年間カナダでCo-op留学をしていました。

私は会社を休職して留学をするという選択をしましたが、
実は留学終了後は復職をせず、退職という道を選びました。

※私が休職留学を選んだ理由は自己紹介で記載しています。


前職は新卒から希望の職種に配属させてもらいながらも、
色々挑戦させてもらえた、とてもフレキシブルな職場環境で
いわゆる「ホワイト」と呼ばれる会社でした。

復職時には希望部署も汲み取っていただいていたので
周りからみればもったいないと言われるかもしれません。

それでもなぜ私が退職という道を選び、
「正社員」という肩書を一旦捨ててみようと思ったのか記載します。


1.会社の肩書以外の強みを作るため

大手に所属していると「○○会社の××さん」と
会社の肩書ありきで物事が進んでいくことがほとんどです。

もちろん個人の能力によって、
顧客との信頼度や社内の昇進等に関わってきますが、
会社のネームバリューの恩恵はとても大きいです。

しかし、この会社の肩書は日本国内でしか通用しません。
留学中も前職と同じ職種で働く機会がありましたが、
個人の職務経験がとても重視されます。

グローバルという舞台を考えた時に、
いつまでも会社の名前に頼っていてはダメだと思い、
一度日本の正社員ブランドを外して私個人として頑張ってみようという結論に至りました。


2.業界横断型で挑戦したい

会社員でいるとどうしても社内規定によって
行動に制限がかかってしまいます。

これは業務で取り入れた方がいい!
と思っていたとしても社内ルール上、難しかったり
社内・顧客との関係性によってやめておいた方がよかったり。

この状況が悪いとは言いませんが、
ビジネスを加速させるためにはもどかしいなと感じることも。

私はマーケティングや事業推進という職種のため、
他業界事例や海外事例を取り入れてPDCAを回していくことが
時代の流れに乗り遅れないポイントだと思っています。

この波に乗っていくためには、
私自身が業界横断型で同時進行で経験を積んでいく必要があると感じたためです。

結果、現在はEC・貿易・教育・ITと
他業界の業務を同時進行で携わっており、日々勉強でとても面白いです。


3.働く時間・場所を自分で調整したい

会社員でいると就業時間が決まっています。

前職からコアタイムなしのスーパーフレックスで、
とても働きやすい環境でしたが、
休暇時にはやはり調整が必要です。

会社員時代から、1年に1-2回は海外旅行をしていましたが、
留学を経て海外と日本の2拠点生活に挑戦してみたいという
新しい想いが生まれました。

海外旅行は短期で済みますが、
生活拠点となると中長期間海外で生活することになるので、
会社員だと厳しいのが現状です。

また、円安の影響を考えると
日本円・外貨両方での収入源を作るための種まきをするという将来的な理由もあります。

そういった意味でも
自分でコントロールできる範囲を広げることの重要性に気付かされました。


4.最後に

2年間の留学を通じて、
日本の働き方と海外の働き方に対する考え方の違いに
目から鱗だったことを今でも覚えています。

個の時代&多様性
と言われるようになり、自分は何ができるだろう?
と考えることが増えました。

一方で、友人や同期との会話では
「安定」や「落ち着き」という言葉を聞く機会も増えました。

年齢を重ねるほど、保守的になりがちですが、
この混沌とした資本主義社会の中で、
立ち止まってしまったらもう追いつけなくなるのではとも感じます。


留学にいかず、日本で正社員として働いていたら
こんな風に感じることはなかったかもしれません。

一度日本の外に出たからこそ変わった私の価値観。
せっかく変わったこの価値観を大切に
新しい働き方・キャリア形成の仕方を体現していければと思います。



この記事が面白いと感じた方、海外留学、キャリア形成に興味がある人は、フォローやいいね、シェアをしてもらえると嬉しいです。

個別で質問がありましたら、お気軽にこちらよりお問い合わせください。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?