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『70歳になった自分を思い浮かべてください、その70年間に悔いはありませんか?』この世で一番の奇跡 著者:オグ・マンディーノ【読書記録】

どんな書籍か?

タイトル

この世で一番の奇跡

著者

オグ・マンディーノ

読み終えるまでの平均時間

2時間30分

なぜ、読もうと思ったのか?

以前、父親に勧められたため

本の種類

紙本

感想

タイトルと内容の一致度【90】
読みやすさ【90】
内容の満足度【90】

『読書して…考えること以外、老人になにができるでしょう?』新年1冊目に読んで良かった。久々に満足感の高い読了でした。ざっくり言うと自己啓発なのですが、物語になっているので終始読みやすいです。なんとなくラストは予想できましたが、メッセージが重い。「神の覚え書き」というのを毎日寝る前に読みなさい。継続することで、確実にあなたに変化が訪れます。なぜならあなた自身がこの世で一番の奇跡なのだから。なるほど、、、、わかった。しかし我々は思うだろう。「神の覚え書きが長すぎるぞ」と。

どんな人におすすめできる本か?

・現状を変えたい人
・人生で悔いを残したくない人
・成功を収めた人

読むとこんな変化が感じられます。

・自分に優しく
・今自分のしていることは間違っていない、このまま続けます。
・「神の覚書、、、、、長くね?」

気になった部分抜粋

・「君は神になったほうがいい。君の声はまさに神のようだからね」

・「うぬぼれは天国にはじまり、地上でつづき、地獄で終わる」

・「読書して…考えること以外、老人になにができるでしょう?」

・「わしはそのようなラグピッカーではないのです。わしがさがしているのは、古新聞やアルミのビール缶よりももっと貴重なものです。廃品になった人間を探しているのです。他人だけでなく、自分自身にさえ捨てられれてしまった人間、偉大な可能性を持っているにもかかわらず、自分を愛する心を失い、より良い人生を求めようとしなくなった人たちのことです。そういう人を見つけたら、新たな希望と目的意識をあたえて、生きながら死んだ状態から蘇るのを手伝うのです、、、、わしにとって、それこそ、この世で一番の奇跡なのです。」

・今、彼は幸福で満たされています、、、、裕福ではありませんよ、幸せなだけです。

・「わたしたちは自分が考えるものになるというのですね?」
「例外はありません!」

・「祈り方は1つしか知りません。なにも頼みませんでした。ただ、導きと、どんな事態になってもそれに対処できる勇気をあたえてくれるよう神に祈ったんです」

・あるメッセージを20分間、1度読むだけではほとんど効果がないことは認めます。けれども、同じメッセージを毎晩、眠る前に読み続けてごらんなさい、心の中にたくさんの秘密の通路が開きます。、、、、、そして、夜の間じゅう、それらの考えがあなたの存在のあらゆるレベルに浸透するのです。翌朝、目覚めると、脳に刻印されたメッセージに、あなたは気づかないうちにいつのまにか反応し始めます。日を追うごとにゆっくりとあなたはかわっていくのです、、、、言葉や観念からなるメッセージそのものが、あなたのなかで行動や反応に変化していくのです。毎晩、メッセージを読み、心の奥に刻印すれば、失敗などありえません」

・「我々が戦闘に勝たなければ、この卑しむべき土地から誰も去れないからだ。いいか、家にかえるときは敵の船で帰るぞ!」
↑アレキサンダー大王の言葉

・「わたしが学んだ最大のことは、喉をうるおせる新鮮な水と食べ物さえあれば、なんの不平も言うべきではないということです」

・「預言者、占星術師、呪術師、手相見、数秘術師、霊能者…いつの時代にも、”安心のためにしがみつく毛布”はたくさんあります。

・親友のひとり、ソクラテスは息をひきとる間際に言いました。「わたしの出発のときがきた。われわれはそれぞれの道を行く。・・・・わたしは死への道、おまえは生きる道。どちらが良いかは、神のみぞ知っている」ミスター・オグ、わたしはどちらがいいか知っています。
生きる道のほうがいい。
幸福に暮らしなさい・・・・いつまでも平和でありますように。

・自分のかけがえのなさを暗闇に隠してはなりません。表に出すのです。世界に示すのです。あなたの兄が歩くように歩いてはなりません。あなたの指導者が話すように話してはなりません。人が働くように働いてはなりません。他人と同じことをしてはならないのです。

・子どもが「大きくなったら」というのを思い出してください。しかしそれはなんでしょう?大きくなった少年は言います。「大人になったら」と。大人になると、「結婚したら」と言います。しかし、結婚したからって、それがなんだというのでしょう?結婚すると、考えが変わり、「退職したら」と言います。退職のときがくると、歩んできた風景を振り返ります。冷たい風がその上を吹き渡り、どうしてか自分の人生をつかみそこねたことに気づきます。


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