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自然農法×バケツで始める米づくり11。三色米の苗づくり

前回の記録では、四色米改め三色米となった米たちを苗床に植え替えよう、という段階まで進捗していました。

左から、古代米、黒米(玄米)、ハッピーヒル 

結果、赤米は何度チャレンジしても芽が出てこず、三色米として進めることに…。

また、三色米の中でも、玄米状態の黒米より、種籾状態から水に浸した古代米やハッピーヒル の方が、成長や発芽率も良いようです。

苗床用に100均で購入したきざみねぎ保存パック

今回、バケツに直播きではなく苗を育てて田植えを行うことにしたため、苗床用にこちらのパックを準備しました。

すのこがついていることで、パック内に微妙な環境の変化を生み出せればと考えたためです。

落ち葉をまず入れる

まず、苗床作りのためにパックに落ち葉を入れます。有機物をパック内に潜ませようと思ったためです。

落ち葉の上に土を盛り、さらにそこへ発芽した籾や米を植える

次に土を盛っていきます。ごく一般的なホームセンターで購入した土ですが、一部落ち葉などを鋤き混んであります。

そこに発芽した籾や米を播き、軽く土を被せ、最後に水を浸します。

これで、苗床は完成です。

とはいえ、初めての試みですのでこれもまた、うまくいくかは半信半疑。

どうなることか…

左から、古代米、黒米、ハッピーヒル 

10日後!苗床から芽が出てきました!嬉しい!

中央の黒米も、小さなか細い芽ですが、それでも土の上に芽が出てきました!

黒米独自の色素のためか、紫がかった苗の色をしています。

土の中から出てきた芽たち🌱

そこから4日経過。苗床を作って2週間後!とても立派な苗に育ちつつあります。

発芽率では、左の古代米。成長のたくましさは右端のハッピーヒルが特徴的です。

中央の黒米も、苦戦しつつも必死で成長しようとしているかのようです。

左側の古代米は、やや黄色、黄緑がかった色ですが、これは土の内部のカリウムが原因でしょうか…。いまいち判断がつきませんが、とにかく頑張ってもだってもらうことを願う限りです。

いよいよ、田植えすることになった古代米の苗

苗床作りからおよそ1ヶ月。ついに、ここまで大きく育ちました。

相変わらず黄色っぽい発育の不十分そうな苗もありますが、ともあれ、これだけ育ってくれればしっかり土に根を張り、育ってくれることでしょう!

次回は、田植え編のまとめを行いたいと思います!


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