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読書で人生変わらなくてもいい

始めに

皆さんこんにちは、Yukiです!僕は今、朝ご飯の塩おにぎりを2個食べながら、このnoteを書いています。塩おにぎりと爽健美茶の組み合わせは、個人的に最高です。欲を言えば、晴れた日に山に登って頂上からきれいな景色を見ながら食べたいです。

さて、今回は僕がお伝えしたいことをタイトルに持ってきました。それは、「読書で人生変わらなくてもいい」です。僕が発信している情報は、「読書をしてみたいけど、なかなか一歩が踏み出せない!」という方向けに発信しています。ですので、僕がそういった方々にお伝えしたいことは、「読書で人生変わらなくてもいいので、気軽に読書を始めてください!」ということです。

読書で人生が変わる?

最近、「読書で人生が変わる」と言われることが多くなったと僕は感じています。ただ、読書に苦手意識を持っている人にとっては、「読書は人生変えるためにしなきゃ」と考えてしまうのではないか、と感じました。

ですが、少し厳しい言い方をしてしまうと、読書で人生が変わると言っても、いつ人生が変わるかは全く分かりません。加えて、読書で人生が必ず変わるというわけでもありません。もしかしたら変わるかもしれないけど、変わらないかもしれないのです。

読書の効果は遅効性と不確実性を伴っています。

『読書のとびら』(岩波文庫編集部編)という本のなかで、鹿島茂さんという方がこんなことを言っています。

読書の効能とは「今になって振り返ってみれば」というかたちで「事後的」にしか認識できないことにある。言い換えると、事後的であるから、これから人生を始めようとする若者に向かって「読書するとこれこれの得があるから読書したほうがいいよ」と事前的にはいえないということだ。


このため僕は、読書の効果には遅効性と不確実性が伴う、と考えています。

では、どうしたら少しでも読書の効果を感じられるのかについて、次のパートでお話ししたいと思います。


読書の2つの側面

僕は、読書には2つの側面があると考えています。1つは楽しむという側面で、もう一つは学ぶという側面です。この2つの側面によって読書は構成されていると思います。

読書で人生が変わると言われるのは、この学ぶ側面が関係しています。読書で学んだことを実際にやってみるのです。アウトプットとも呼ばれます。

ですが、先ほどもお伝えしたようにこのアウトプットをしていても、いつ自分の人生が変わるのか、そもそも変わるのか変わらないのか、全く分かりません。

一番可能性があるのは、人生が変わるその時までひたすらアウトプットを継続することです。その時はいつかは分かりませんが、継続していれば可能性はあります。つまり読書で人生を変えるためには、来たるその時まで読書で学んだことをひたすらアウトプットし続けるしかありません。

僕は「読書に苦手意識がある人に読書を気軽にしてほしい」と思っています。しかし、もし読書に苦手意識がある人が、人生を変えるために読書を始めたら辛いのではないか、と思います。おそらく、いつまで経っても効果が現われないため途中で挫折してしまうのではないかと思います。これは先が見えないほどの暗闇の中を出口を求めてひたすら歩き続けるようなものですそのため、苦手なのに遅効性と不確実性を持つ読書の効果を求めて読書をするのは、辛いのではないかと思いました。

ですので、僕は「人生が変わらなくてもいい」とお伝えしたいです。途中で挫折するよりは、苦手意識があるうちは、ただ楽しむことだけを考えてみてください。そして、読書を楽しめるようになってある程度続けられそうだと思ったら、読書の学びの部分にフォーカスしてアウトプットに挑戦するのも良いと思います。

僕は読書を10年続けていますが、読書で人生変わったと思うようなことはありません。僕の場合、楽しさにフォーカスしてきたからかもしれませんが、変わったという実感はありません。

終りに

僕のお伝えしたいことをまとめます。

・まず、読書で人生が変わらなくてもいい。

・なぜなら、読書の効果はいつ現われるのか、そもそも現われるのか分からないから。

・読書が苦手な人は、読書で人生変えようと思わず気軽に読書を楽しむことから始めてみよう。

・読書を楽しいと感じてきて慣れてきたら、読書の学びの部分にフォーカスしてアウトプットに挑戦してみよう。

この4つが僕のメッセージになりますが、一番伝えたいことは1つ目のメッセージです。何事もそうですが、「楽しい」という感情は大きな原動力になります。読書も例外ではありません。読書を楽しんで続けられたら、人生が変わる可能性も少しずつ大きくなっていくかもしれません。

いずれにせよ、楽しむというのはとても大事です。ので、まずは気負わずに楽しむことから始めてみませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!




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