ミニマム竹籠作り!
私の作る籠は、通常のものよりも薄くて細い竹ひごで作る、細かくて小さい籠である。
だからきっと、今作っている籠も小さくミニマムに作れるだろうという挑戦をしてみた。
そして、昨日夕方、家で黙々とひごを削っていたのである。
通常のものが、長さ80cm.幅1cm、厚み 8mmであるのに対して、すべてを半分以下にしてみた。
長さは竹の節を超えない50cm、幅は2.5mm、厚みは0.5mm。厚みは籠の堅牢性も考え、少し厚めに。
それを組んだのがこちら。底編みと呼ばれる部分である。
あっ、ちなみに今回は青竹を使っている。
本当は一番外側は緑の皮の部分を使うのが普通なのだが、皮を外側にすると滑ってひごが落ち着かず、小さい籠を作るときには不便なので、今回は逆にしている。
まぁ、針金で押さえはするのだが、念には念を、である。
最初の一個だし。
それを、手のひらの上で組んでいく。
結んで結んで、キュッキュッキュッ。
やっぱり竹はすごいなあ。
こんなに曲げてもお、れ、な、いんだも、、の…っっ!!(必死に曲げてる。)
そうして出来上がったのがこちら。
通常の四海波と並べるとこんな感じ。
この籠は、もうすぐ京都を発つ友人に送ろうと思う。
喜んでくれるといいな。
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