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元相方で好きだった人の夢を見た

 久しぶりに小5、小6の時の相方の夢を見た(男子)。

 彼と過ごす日々は、遊んで、ふざけて、爆笑の日々だった。

 笑わせてくれて、かっこよくて、不思議な人だった。

 彼が隣にいたことが、幸せだった。

 彼がごみ捨ての時にふざけて言ったのかは知らないが、「相方!一緒に行こう!」と私に向かって言った。

 この言葉がどんなに嬉しかったか、彼は一生知らないで生きるのだろう。

 あの時のネタで言っただけかもしれない。

 だけどこの言葉を聞いて、改めて彼を「相方」だと思った。

 最後に会ったのは1年前で、もうLINEもほとんどしていない。

 当時は「好き」という気持ちを認めたくなかったけど、中学になって離れて分かった。

 やっぱり、相方であった彼のことが「好き」だった。 

 今も夢に見るくらいに。

 今想っても、遅いのだけど。

 この「彼」の話は中学校で親友しか知らない。 
 
 いつも忘れた頃に「◯◯君は?どうなったの?」とか冷やかしてくる。

 そう。今日はそんな彼の夢を見た。

 彼がダンス大会で優勝している夢。

 なんでこんな夢を見たのかはわからない。

 彼は全くダンスをしないし、部活は確かサッカー部だ。でもなんだか嬉しかった。

 別にまだLINEをしようと思えばできるし、彼の通っている学校は、小学校時代の子の半分が通っているような地域の中学校だ。

 別に一生話せないような距離の遠さじゃない。

でも、こんな夢を見るくらいなのだから、元気に頑張っているのだろうかとか考えた。

 彼との思い出に浸った。

 あの時、想いを伝えていればよかったのか。

 また会える日は来るのだろうか。

 また笑い合えるのだろうか。

 そんなことを考えた冬の朝、


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