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【社会の中で子どもと暮らす🍀】

【社会の中で子どもと暮らす🍀】

もう15年ほどかかわっている団体。

創設者は、日本初の女性ジャーナリストといわれている羽仁もと子。

その幼児部に、
わたしも(大昔!)
我が家の子どもたちも、
通った就学前の3年間。

幼稚園みたいな感じね、
でも、だいぶんユニーク。

本部は東京にあって、
そこの卒業生といえば、

オノ・ヨーコさん、
坂本龍一さん、
蜷川実花さん……

そして、幼児部の通信グループとしては、紀子様も卒業されてる、

なかなかにユニーク✨
でしょ✨

全国にあったその場所も
少子化と
なにより子どもを取り巻く社会環境の変化によって減り続け、

札幌もこの3月の卒団生を送り出し、
おわり。

色んな思いでいます。
子どもたちが通っていた5年間
(娘と息子が2歳差なので)
ここの考え方や技術が
がっつりと染み付いた
暮らしをしていた。

子どもにとって大切なことはなにか

子どもの食とはどういうことか

子どもの暮らしってなんだろう

週に一度の登団日と
音楽の日や縦割りで活動する以外、
「小学校入学までは家庭で過ごす」ことを大事に考えていて、

登団日も、
親は預けたら帰ったふりをして、
実は、
給食もおやつも作る。
なんなら、栄養計算から材料費の精算、発注などすべてやる。
新しい献立を考える時には、
母たちでひたすら話し合いと試作を繰り返す。

文字は積極的に教えず、
音楽や美術をたくさん取り入れているので、
画材などの準備も母たちがする。

先生たちと母親たちで
それぞれの子どもの様子を話し合う
毎月の集まりで、
子どもに向き合いきれない自分を
明らかにされて、
めちゃくちゃ大変だった。
何度泣いたか!!

息子の凸凹の大きい特性を
受け入れざるを得なかったのも
ここでだった。
(先生からの「お母さん、あなたもそうでしょ!!」あの一言がなかったら、
自分の偏りの大きい性質も見ないふり続けてたんだろうな)

あそこまで、
よその家の子どものことに
みんなで本気で関わってくれる場所なんて
きっとないんじゃないだろうか。

その母体の団体で、
この5~6年ほど
子どもたち、
特に小学生のことを考える
中心のスタッフとして、
活動に関わっているわたし。

学区関係なく市内じゅうから
子どもたちが集まって
お出かけしたり
お洗濯のことやお料理のことを、
親以外のおばちゃんたちから習う。

夏場にはお泊まり会もしたな。

子どもたちのありのままが見えてくるその場所がとても好き
人の中に入りたくなくて
お部屋のすみで黙ってる子どものそばに
見守りスタッフが何気なく腰をおろして
世間話をしてるうちに
ぽつりぽつりとしゃべりだす子。

みんなで同じことをやっていても全然違うやり方に脱線していった時に
「あら、あなたのやり方おもしろいわね!」と
楽しんで見守る大人。

なんの派手さも
立派な肩書きもない
地味な活動なんだけど

とても血の通う
あたたかな
子どもにとって安心できる場所

そんなふうに思う。

今年度最後の会議を終えた先週。
来年度もわたしは
そこで活動を考えていくスタッフとして在籍する

子どもたちが
思いっきり泣いて笑って
食べて走って夢見て
生きられる社会を

「ここ」から

小さな願いを
ただただあきらめずに
繋いでいくために
活動を続けていくよ。

早くkitaraで札響さんとのコンサートも復活させたいー!!!

(これがわたしの一番の楽しみかも🎶)



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