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沈丁花【ベランダガーデニング】

急に陽射しも気温も春めいて過ごしやすくなった週末。
普段ベランダに出している沈丁花の蕾が赤紫に染まって今にも咲き出しそうになってリビングの出窓に移して2週間。ちらほら咲き出していたものの、近くで臭わなければ感じられなかった香りがふとした瞬間にすぐ横の食卓に座っていても感じられる程に一斉に咲き始めた。

植物を育てることの楽しさは成長する過程を見守れること、そしてうまく育ってくれていることの証としての花だと思う。以前にも書いたけど、僕は匂いフェチなのでその花から自然でかつ力強い香りを放つ花が大好きだ。彼らの香りに満たされて日々の生活が送れるとそれだけで満たせれた気持ちになる。
沈丁花の香りは、清々しい清涼感の中にほのかの香る甘さが特徴的。嫌味が一切なくて常に頭も心もリフレッシュさせてくれる。

沈丁花が咲いたら、もう春は近い。
まだまだ朝晩はぶ厚いコートが手放せないけれど、3月中旬(もう3週間後!)には桜も楽しめるそう。
季節の移ろいを自然に教えてもらいながら過ごせる幸せを強く感じる。
特に世の中が物騒で当たり前の生活が突然に奪われた人達がいることを思えば尚の事、被災者たちが1日も早い日常と安心のできる生活に戻れることを祈りつつ、コロナにも生活が少し制限されるだけで苦しまされることもなく、家で豊かに過ごせているこの生活の有り難さを実感として強く感じる。

世界が平和で、人々の暮らしから少しでも不安が取り除かれて、ただ春を待つ期待に心も暖かくなる様な暮らしが与えられます様に。


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