「a」の音が変わる瞬間【ネイティブ発音添削】
先日、とても興味深い新聞記事を読みました。
「国産コーヒーの発祥地は、実は沖縄だった」という論文が発表された、という記事です。
これまで、国産コーヒーの発祥地は小笠原諸島だと言われていたそうですが、明治時代の文献を新たに調査し評価した結果、国産コーヒーのルーツは沖縄にあったことが分かったそうです。これまでの定説を覆す内容だとして、ピックアップされていました。
沖縄はあまりコーヒーのイメージがないですが、実はコーヒー豆を栽培するのに適した気候で、沖縄本島北部ではコーヒー農園がいくつかあります。本格的なコーヒーが楽しめるコーヒー屋さんも、北部エリアに多い気がします。新たな沖縄の魅力としてコーヒー産業も発展していくといいですね。
今回はこの興味深い記事について、英語で紹介してみました。
ネイティブ講師からのフィードバックによって、ここでは私の今までの発音が覆されました(笑)
単語によって "a" の発音は変わるようです。
国産コーヒーの発祥地は沖縄?!
録音内容
ネイティブ講師からの返信
フィードバックからの学び
同じ "a" でも単語によって発音が違う!
"say" は [sei] と発音しますが、語尾に "S" が付くと "says [sez]" と "a" の音が変わるとのこと。
say【ei (セイ)】 ⇒ says【ez (セズ)】(i の音が消えています)
なんと、同じ動詞でも "S" が付くと音が違うのですね・・・!全く知りませんでした。
そして、suitable の "a" の発音も違っていました。
suitable の "a" も [ei] ではなく、[ə (ア)] と発音するとのこと。
suitable【sútəbəl (スータブル)】
私はどうやら "a" を [ei (エイ)] と発音してしまうクセがあるようです。これは気づけてよかった。
another day と the other day の違い
最後のコメントでは、
"I read an interesting newspaper article another day." を "I read an interesting newspaper article the other day." と言い換えた方が良いとのことでした。
私は "in other day" と言ったつもりだったのですが、これは私の発音が悪く、聞き取ってもらえませんでした。ただ、"in other day" だとしても "the" が抜けていますね。
ちなみに、"the other day" は「この前」「先日」といった過去のある日を表しますが、"another day" だと「別の日」「日を改めて」など未来のある日を表します。
今回は "says" と "suitable" の "a" の発音について、今まで勘違いしていたことを知ることができました。
まだまだ勘違いしたまま発音している単語がありそうですが、ときどきネイティブにチェックしてもらいながら、それらを引き続き発見していきたいと思います。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?