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【文字起こし】2月19日「苦手なことを話すときに生かしていこう」

はじめに Introduction

English follows Japanese.

この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。

This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi" on 9th of January.
se it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニングとお知らせ

おはようございます!話し方講師の高山ゆかりです。
毎週月曜日は、話し方・伝え方のヒントをお届けしています。
今回は自分にとって苦手なことを話すときに活かしていこう!
というテーマでお話ししていきます。

少し前に、
話し方には一人一人個性があって、得意分野もそれぞれ違う。
なので、皆さんの得意分野を見つけてみてください!

という配信をしました。

例えば、1対1でじっくり話を聞くのが得意なのか。大人数で集まったとき、
場を盛り上げるようなリアクションを取っていくことが得意なのか。
話すことも聞くことも、ひとりひとり得意分野が違ってきます。
なので、ぜひそれを見つけてみてくださいね!

…と言う話を先週にしましたが、
今日の(このあとの)内容をぱっと聞くと、
先週内容と対象的な話をしている、と感じる方も
いらっしゃるかもしれないです。

が、今日の内容は
「自分の持っているものを話すときに生かしていく」という意味で、
先日の配信内容と共通してきます。

自分にとって苦手なことですとか、
自分にとってコンプレックスだと思っていること。
それから過去の苦い体験。
こういったものを、話すときに活かしていきましょう!という話です。

なおこの番組は、
主に毎週月曜日と木曜日に
話し方や伝え方のヒントをお届けしています。
その内容はnoteに文字起こしもアップしています。

内容の復習をしたり、
話し方トレーニングにも役立てていただけるとうれしいです!
この配信の概要欄にリンクを貼っています。

そして今日は、本題に入る前にお知らせです。
伝わる話し方講座第10期が4月にスタートしますが、
いま、体験会を行っています。

次回は、24日土曜日。
そしてその次3月9日、3月16日、30日と
すべて土曜日の午前10時から開催します。

この講座に参加していただくと
第一印象、話しているときの印象が良くなります!

第一印象、その人の話し方の印象は、
「伝わる」ことととても関係があります。
どうしてかと言うと、
印象が良いと、相手は
「この人の話を聞きたいな」「聞こう」と思うからです。

伝わるというのは、
わかりやすい話を作るですとか
わかりやすい言葉を選ぶ、という
伝える側が努力をするだけではなくて、
いかに相手に聞きたいと思っていただけるか。ここも重要です。

話し方は外見のひとつです。

その外見のひとつを更に磨いて
更に印象を良くして、自信を持って話せるようになる。
それが「伝わる」につながっていく。
そんな3ヶ月の講座です。

ぜひお気軽に体験会にご参加ください。zoomで行います。
こちらも、この配信の概要欄にURLを載せています。
(今noteを見てくださっている方はこちら!)
お知らせでした。

本編とエンディング

それでは、本題のスタートです。
今回は、苦手なことを話すときに活かしていこう

これは、自分自身が苦手だと感じていることや
ちょっと苦い経験をしたこと
それから自分にとってコンプレックスだと思っていることを
話すときに活かしていくと、
それが話すときには大きな強みに変わったりするという話です。

例えば…
どうしても長い時間何かを説明したり、
長い時間話をしなければいけない時に
できるだけ聞き手が飽きないような工夫について
先週の配信で話しました。

長く話すけれども、
聞き手が飽きないように工夫することは
私も話し方講座を開く中で気をつけていることで
とても大切にしていることなんですけれど、

どうして気をつけているかと言うと、
自分自身が 聞き手の立場に立ったときに
長い時間 話を聞くと集中力が切れやすいから
なんです。
集中力が落ちてきて、違うことを考えはじめてしまったり、
眠くなってしまったり…ということもあります。

で、他の人よりも、
恐らく集中力が落ちてくるタイミングが
早いのではないかなって思っているんです。

なので、いつも
「自分でも飽きない話の構成はどのようなものか」
「自分だったらこの話を聞いていれば、飽きない」
と思えるような内容を
話し方講座でお届けするようにしています。
(完璧にやるのは難しいですけれど…!)

あとは…これは自分自身の例ではないですが
こういう方もいらっしゃるかもしれません。

たくさんの人が集まる場で積極的に盛り上げようとしたり
緊張している人に自ら話しかけて、
その方の緊張がほぐれるように笑顔で話しかけたりとか
何か話を振ったりするっていう方、いらっしゃいますよね。

もしかしたらそういった方は
過去にたくさん人が集まる場所で緊張してしまって、
うまくその場に馴染むことができなかったですとか、
後はもともと緊張しやすくて、
初対面で誰かと会うときに緊張したり、肩に力が入ってしまったりする。

だから、相手に同じ思いをさせたくないという気持ちを持って、
たくさん人が集まる場所で、むしろ積極的に誰かに話しかけていくですとか
リアクションも大きくとって、
その場の空気が明るくなるように働きかけていく。
こういうことをしている方もいらっしゃるかもしれません。

これも、元々その方が明るかったりとか
初対面の方に何の抵抗もなく緊張もせず話しかけていけるのではなくて、

もともとのご自身の経験として、
初対面で緊張してしまった。
うまく話しかけられなかった。
うまく場に溶け込めなかった、という、
ちょっと苦い経験がある。

で、同じ思いも自分もしたくないし、
誰かにもさせたくないなと思って
積極的に自分がされて嬉しいことをしていく。
そういう方もいらっしゃるかもしれません。

ぜひ皆さんも
自分の話す・聞く上での得意分野を見つけつつ、
ちょっと苦手なこととか
コンプレックスだったりとか
過去に少し苦い体験をしたことがあったら、
それを話すときの変えられないか
自分が話すときに、
何か過去の体験を生かすとができないかを探して考えてみてください。

話し上手は聞き上手と言われます。
その理由のひとつが
今日お話ししたこととつながっています。

どういうことかというと…
聞くことって、受けることですよね。
アウトプットではなくて
聞くというのはインプットをすること
受け止めること・受け入れることです。

インプットとは
外からの情報を何らかの形で取り入れること。

で、自分が受け手として感じたこととか考えたこと、
受け手としての経験を
伝え手としてのパフォーマンスに活かしていくことができる。

これが、話し上手が聞き上手であることの
理由のひとつなんです。

自ら笑顔で話しかける人が、
もしかしたら過去に仏頂面で誰かに話しかけられて
めちゃくちゃ怖い経験をしたことがあるかもしれない。

話をよく聞く人が
以前誰かによく話を聞いてもらえて嬉しくて、
じゃあ私もいろんな人の話を聞いて、
そうすれば相手が喜んでくれるだろう!というふうに
受け手として体験したことを、今度は伝え手として再現している。

そういった方が
まさに聞き上手でもあり話し上手でもあり、
受け上手であり伝え上手である、
と言い換えてもいいかもしれません。

ぜひ皆さんも受け手として体験したこと、
ポジティブなこともポジティブではなかったことも
全部伝えるときに活かしていけますので、活かしていきましょう!

以上です。

ではエンディングです。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手は、高山ゆかりでした。また明日!

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