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子どもの頃に聴いた歌でインナーチャイルドが癒された話。

ここ数日ですっかり春を感じる時間が増えてきた。

今朝、そんな春の雰囲気を感じながら何気なく朝のじかんを過ごしていたら、突然ある曲を思い出したのだ。

それは、4,5歳の頃に記憶のある好きだった曲。
ポンキッキで流れていた、「ドキドキドン! 1年生」という曲だった。

初めての小学校での期待や不安が詰まった、可愛らしい歌。

あの頃のわたしは、おそらくこの歌に同調して、近い未来に自分も飛び込むであろう新しい環境に対して、一緒になってドキドキ期待や不安に胸を膨らませていたのだと思う。

ただ脳内で蘇った曲なのに

なんとも言えない心境になり

涙が溢れ出た。。

それと同時に、寂しいような苦しいような・・・
何だかちょっと切なくなるじぶんも居たのだと記憶が蘇ってきた。

もとを辿れば、わたしは幼少期の頃から環境の変化や出会いや別れ、新しい環境に移るということに対して怖れや不安が強くてとっても苦手だったのだと思う。

何も説明されないまま、ポーンと新しい環境に投げ出された時の喪失感のような感覚がずっとあって、大袈裟かも知れないが一種のトラウマのような経験として心の奥底に閉じ込めていたのかも知れない。

現在は、じぶん自身と向き合う中で幼少期の記憶もだいぶ整理されて、いわゆるインナーチャイルドも随分と癒されてきた実感もある。

そんな中での今朝の経験は、間違いなくその浄化のプロセスの一つだった。

当時言葉にできなかった記憶の数々。
また、閉じ込めていた感情が涙となって流れ出た。

そのきっかけが、まさかの子ども向けの歌。

また一つ、インナーチャイルドの癒しを経験して身軽になった3月11日。

思いも寄らないことがふとした瞬間にやってくるのだから、不思議なものだ。
(と言いつつ、必然性を感じてこの記事を書いている。)

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