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わたしが満たされると

わたしが満たされると
わたし以外のひとも満たしたくなる

わたしが満たされるとき
わたし以外のひとにも分け与えたくなる

わたしが満たされるとき
わたし以外のひとの心に寄り添う余白が生まれる

わたしが満たされるとき
すべてが愛なのだと 気づける瞬間が在る

出来ることなら 
いつもその瞬間と一緒に在りたい

夜勤明けで朝8時過ぎに帰宅した夫を迎え
沸いたばかりの朝風呂に入ってもらい
一緒に朝食を食べながら感じたこと

いつもの変わらない朝だけど
とてつもなく充足感を味わっている

"すべては自分から始まっている"
"わたしが満たされていることが最優先"

当たり前のことではあるけれど
わたしはこんな何気ない日常から

愛について学び
思いやりを学び
いつの間にか こうして 
家庭という実践の場で
生きている 生かされているのだと
しみじみ感じている

以前の記事にも書いていると思うが、
そんなパートナーとの暮らしが実現しているのも、過去の自分を振り返ると本当に奇跡だと思っている。

わたし自身、昔からこんな事を感じられてていたからではなくて。
誰にでも寄り添えていたわけでもない。

10代の頃は恋愛関係なく人と話すこともままならなかったし、そんな調子だから恋愛となったら輪をかけて自分の気持ちを相手に伝えるなんて出来るわけもなく、人との距離感が縮まることが難しかった。
(おまけに私生活も何もかも乱れていた)

今思えば、わたしがワタシを理解できていなかった。

そんな中でも、音楽を通じて様々なフィールドの人達と出逢い、多くの時間を共有することで必然的に自分と向き合い本質を知ることになった。

その道のりはずっと続いてゆくものだけど

最愛のひととの出逢いは
わたしをひと回りもふた回りも強くして
揺るがない土台を創り上げることができていると
いま 強くつよく 実感している

今も日々の暮らしの中で
知らないことも沢山あり
出来ないことも沢山あり
初めて体験していることも多々あるけれど

わたしの中心は いつも 満たされている

その中心と共に在る 
わたしを感じてあげること
そのままを表現してあげること
愛するひとに惜しみなく伝えること

その感覚と共に 
この世界をこれからも
愛するひと達と 楽しみたいと改めて想う。

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