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いつか、社会に出る貴方へ。

うちの娘は大学生だ。
大学生というのはワタシの中で「社会人だけれど、学生」というスタンスだ。
一人の社会人として生きるための能力を持ちながらも、あえて「学生」をしているということ。

親元で、なおかつ学費を全額親に出してもらっているような大学生は、この意識を常に持つべきだと思っている。

大学生とは、
一人の社会人として生きるための能力を持ちながらも、
あえて「学生」をしている人のこと。

当たり前に大学に通い、当たり前にアルバイトをし、当たり前に好きなことにお金と時間を費やす。

いや、否定しているのではない。
この贅沢で貴重な時間を、満喫すれば良い。


いつか、社会に出る貴方へ。


たまにこういう話をすると、素直に頷きながら耳を傾ける貴方が好きだ。
そういう素直さは、貴方の良いところだと心から思う。

さて、世の中は「主体性ある人間」というのを求め始めた。

貴方が大学受験の時には、さほど関わりのなかった「主体性」という言葉は、これから大学受験をする人たちにとっては耳慣れた言葉になっている。

大学を卒業した貴方は、就職するだろう。
たいへんながらも仕事を覚え、素直に指示に従ってコツコツ業務に慣れた頃、「主体性」とやらを携えた人たちが社会に出てくる。はずなのだ。

今の貴方に足りないのは「主体性」だ。
大学では教えてくれないかもしれない。ワタシですら伝えきれないかもしれない。
なぜなら、主体性とは、与えられて得るものではないからだ。

考えるんだ
想像するんだ
そこから拾い上げた言葉を
箇条書きにして
今の自分にできることから取り組むんだ

少しの言葉から
興味を広げるんだ
リサーチしろ
情報に触れるんだ
魅力的な人を探すんだ


それから、最後に
これらは私自身への言葉でもある。
共に主体性を持った「何者か」になろう。
それが、贅沢な生き方だ。

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