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わたしの目線。

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大切だと思うことを、「わたし目線」で記したもの。
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#言葉

言葉を思い浮かべていたら、楽しくなった件。

病院の検査に向かう道のりは、寒さで身震いしました。 雨だったので傘を差し。しかも風の強い街の中、骨が折れそうな傘を両手でなんとか支えながら、「身の縮む思い」とか「身が引き締まる」とか、「身」で始まる言葉が多いことに気づきました。 身の縮む思い 身がすくむ思い 身が引き締まる 身の振り方 身のこなし 身が入らない 身のすくむ 身につまされる 身に余る思い 身に染みる 我ながら寒さの中何をしているんだろうと感じましたが、寒い以外の別のことを考えたくて必死で思い出していました

うまく言葉にできない人の、癖。

とある診断をしたところ、私はインプットは感覚的。アウトプットは論理的なのだそうです。ああ、まさにそうだと深く頷きました。 感覚的✕感覚的な人もいるし、 論理的✕感覚的な人もいるし、 論理的✕論理的な人もいるということです。 あくまでも傾向ですが、感覚的な人は言語化が苦手だと思われます。細かく表現するのが苦手なので、言葉が出てきたとしても抽象的なワードのチョイスになります。 以前、メールカウンセリングをしていた際、感覚的な方がよく使う言葉がありました。 「何となく」 「

人は、自分に必要な言葉を探している。

わたしは学校の勉強が嫌いでした。 こんな事言うと、「誰だってそう」「自分もそう」と思われそうです。けれど、嫌いだからといって「やらない」という選択を取った人の割合からすると、少数の方に入るかもしれません。 私は、「嫌いだからやらない」という選択をして、とことんそれをしませんでした。 子供が中学生の頃、担任の先生との三者面談で「先生も中学生の時にはぜんぜん勉強ができなかったんだよ」と口にしようものなら、「ああ、この先生は信用ならないな」と内心思っていました。笑 良くない保護者

あの時の言葉が、今の私をつくっているのかもしれない。

人生を変える言葉ってあるだろうかと、ふと思いました。 私にとって、自分を勇気づける「大丈夫」という言葉も、ある意味人生を変えたものなのだけど、これはどちらかと言えば ”口癖” に近いものなので改めて考えてみます。 そもそも、ふと思ったにしては唐突ですよね。 恐らく、今日オンラインでお話したお客さまとの会話が影響しているのでしょう。初めてお話しした方なのですが、とても活き活きとお話をされる方でした。 今後のことなどをお聞きしているうちに、やはり「今の自分は、以前からの人と人

優しい言葉だけが、優しいわけじゃない。

Twitterアカウント名にも、noteのアカウント名にも「良い言葉は未来を変える」なんて文言を付けているのに、何だか穏やかじゃないタイトルです。 でもね、これ、心当たりあるなって思う人いると思うんです。 優しい言葉だけが、優しいわけじゃない。 優しい言葉というのは、すごく分かりやすいと思っています。分かりやすいからこそ、スッと心に入って温かい気持ちになるからです。 何か特別な言葉ではなく、「ありがとう」もそうだし、喧嘩した後の「ごめんなさい」だって、優しい言葉なのだと思

夜の言葉。

秒針だけを見て、秒針の音だけを聴いて、何処にあるのか分からない心という場所を探して、何処にあるのか分からない誰かの居る場所を探して、波に呑まれて、光に呑まれて、それは静かに闇を迎える。 点が気になり、点から離れ、それでも気になって再び点を目にして、幽体離脱を繰り返し、波に呑まれて、光に呑まれて、それは静かに闇を迎える。 闇の中に浮かぶ言葉が、温かければ良いし 闇の中い消したい言葉が、遠いところに行けば良いし 朝の陽を知る頃には、引き出しにしまえたらいい。

叶えたい思いは、毎日言葉にする。

わたしは言葉が好きです。 わたしが何かに傷ついたり心痛めるとき、薬や治療を必要とすることがありますが、中でも言葉に勇気づけられる面が大きいからです。 このツイートを読んでいただければ、わたしがそう確信する理由を理解していただけるはずです。 今わたしは、叶えたい目標があります。 人生の折り返し地点に在り、こんなに目標が明確になったのは初めてではないかと思うくらいです。 毎日、毎時間くらいの勢いで、その目標を思い描いています。 「叶」の漢字は象形文字だそうです。 口は人の

人を元気づけるもの。

昨日、安倍総理大臣辞任のニュースが駆け巡りました。しばらくしてTwitterを見ると、ある議員のツイートが話題になっているのを知りました。 「大事な時に体を壊す癖」というワードを含むそのツイートを、何回も何回も読み直しました。 このnoteで、政治や議員批判について書くつもりはありません。 ただ、私は自分の中で「言葉」というものに特別な感情を持っています。 ここでツイートしているのですが、簡単に記します。 私は子育て中に「全般性不安障害」を発症しました。 全般性不安障

思いが空回りする時は、本質から逃げているのかもしれない。

私はHSPだし、全般性不安障害を経験して未だその名残を抱えながら生きています。「敏感さ」というのは他人と比較することは難しいけれど、光や音や匂いといった物理的要素のある面でのインパクトを受けやすいのは判ります。 これらは、自分一人でインパクトを受ければいいだけだし、一過性であることがほとんどなのでやり過ごすしかないと諦めています。 けれど、「心の敏感さ」というのはなかなか切り替えることができなかったりしました。 ・・・そう。過去形です。 人の表情や声の音程や強弱に影響

やさしい言葉は、話さなくても聞こえる。

私は言葉を大切にしています。言葉は自分との対話に必要だし、もちろん誰かとのコミュニケーションに欠かせないものだと考えているからです。 思いを言葉にすることで、物事が明確になります。 グラスがテーブルの上にある事実は、言葉を重ねていくことで、変化していきます。 娘がお茶を飲むのに使ったコップが、テーブルの上にある。 グラスの周りには水滴が付いていて、触れるとまだ冷えている。 出かける前に一口飲んだけれど、時間がなくてそのままになったグラスは、持ち主を探して少し焦っているよ

言葉を見方につけると、未来が開ける。

私のnoteのアカウント名(ニックネーム)は、『ゆかり/良い言葉は未来を変える』です。 Twitterもこれと同じような名前にしています。https://twitter.com/yurari_0_0 私は言葉にとてもこだわりのある人間です。 けれど、言葉に関して多くの学びをしたとか、専門性のある知識といったものは持ち合わせていません。 あくまでも「どこにでもいそうな人レベル」で、言葉を大切にしています。 詳しくはこちらのツイートに記しています。 言葉って大切だなぁという

ぐるり自分会議の旅。

物事にもよるのですが、気になることがあると徹底的に調べまくる癖があります。 昨日からずっと「気になること」を手当たりしだい調べていたら、だんだん気分が悪くなってしまいました。笑 どんだけ〜。ってやつですね。 わたしは毎週末、自分会議をします。 主に来週の行動予定や目標なんかを手帳に書き込んでいきます。この「行動」に必要なものを調べまくっていました。 調べても調べても、正解のないものなんてこの世の中にたくさんあります。 人の心だって調べても分からないし、自分の心ですら調べ

言葉の並べ方。その人を見る。

私は誰かの文章から、その人がどんな人かを見ることが好きです。 好きというよりも、文章に触れた途端に、その人を知ろうとし始めてしまうところがあります。 私はそれを、「文章をトレースする」とか「言葉をトレースする」と呼んでいます。 この、トレースする思考は、ニュース媒体であったり商用の文章からは発動しません。 どちらかと言えば、校正される前の生まれたての文章にいちばん反応します。 言葉の並べ方。その人を見る。夕飯を食べ終えた後、息子が私の部屋に来ました。教科である「政治経済

「どうしたらいい?」の前と、「だからなに?」の前。

たまにネット上で、「他人に聞く前にググれよ!」みたいなコメントを見ることがあります。これ、個人的には大賛成です。 統計とか確認していないですが、恐らくはスマホか携帯電話を持っている人がほとんどだと思います。こういったガジェット類を持っていない人は、そもそもネットに「教えてください!」とは投稿しないはずです。 だからこそ、ツッコミたくなりますよね。 いろいろ試したり、調べたりして、それでも分からなくて質問してくる人もいるので、そういう場合は除きますが。 それでもたまに「誰か