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美味しいご飯は国境を越え、心と身体を温めてくれる存在

こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。
食べる事が大好き。いつしか農水省の農業女子PRの一員となり、
OzoneDAOでは「食べ物センター長」という役職に就きました。

全国各地の農業や漁業に関するプロジェクトへの参画や地方の特産品作り、ワーケーションの立案等「食べ物」に関するプロジェクトの割合が年を経る事に増えています。

ウクライナやロシア情勢。令和市でも社会の先生の教師経験がある仲間に、ウクライナを取り巻く歴史の授業をしていただいたり、できる範囲で動向を受け取っていました。

そんな中、奈良県や令和市の特産品・商品作りのプロジェクトでお力添えを頂いている出張料理人/イートディレクターソウダルアさんからウクライナ避難民の方々に“美味しい”を届けたいというプロジェクトをスタートされたという連絡をいただきました。

ルアさんが令和市の特産の梅で作ってくださった令和市特製梅酒や、
奈良県東吉野村で開発中のゆずの特産品もとっても美味しいんです◎


「ウクライナ避難民の方々に食糧ではなく“美味しい”を届けることで、その心と身体をレスキューします」という、ルアさんならではのプロジェクトです。

『ウクライナへの祈りの食卓』という音楽と映像も非常に素敵でした。
一部引用ではなく、そのままをお伝えしたいと思ったので、
ソウダルアさんからの文言をそのまま全文引用いたします。

「『39年後の戦場にもメリークリスマスを』
ウクライナへの祈りの食卓
と称して、つくった料理たちとそれらを愉しみ
語らう人々の映像に言葉を添えながら
大きな悩みのひとつが音楽でした
ウクライナの民謡やそれらをルーツとするロシア音楽、そこから生まれた たくさんのクラシック作曲家たち 
はたまた、国歌や国家をアレンジした、たくさんの演奏家たち
どれも素晴らしいけれど、どれも僕とは縁遠く
なにかしっくりとこない
外からの借り物ではなく、僕の中に鳴っている音楽を辿っていくとそれは、あるピアノの調べでした
“Merry Christmas Mr.Lawrence”
と名づけられた その楽曲はかつて
1983年に発表された戦場のメリークリスマスという映画と共に坂本龍一氏が世界中に鳴り響かせ
今尚、その祈りの調べは人々の心を癒やしています
かすかなご縁を辿り、氏本人に映像を見ていただくことが叶い、音楽を使わせてもらうこと許していただきました
世界中に響いてしまったが故に本人だけの承認では安易に使うことができない為
事務所の方々も 最善かつ最適な形に至るよう奔走していただき、この映像作品をつくりあげることができました
彼の地で起こる争いに非難も擁護も
私たちはできようはずもありません
ただ、祈るのみ
その祈りの先にある誰かのささやかな一歩から
平和がはじまると信じています
この作品が誰かの一歩を踏み出す勇気になることを
僕は願います
最後に
この素晴らしい映像を撮ってくれた
舘野 みなみ
素敵な花々を捧げてくれた
Yukari Fukuhara
愉快な場を開いてくれた
酒井 一途
に感謝を込めて
この作品を味わいながら
彼の地に想いを馳せてください
もし、よろしければ 
その想いを届けたい誰かに送ってください
それでは、どうぞ、美しい音楽と共にご覧ください」


『ウクライナへの祈りの食卓』



「近隣諸国の難民キャンプや協力者の活動拠点などで炊き出しのように温かいスープを提供したり、僕が今までつくってきた食卓をみんなで囲みます。」とのこと。

「いろいろ、考えた結果 
巡礼者の人たちにあたたかいスープをふるまい、心と身体を休める(Rest)場というレストラン(Restaurant)の原点に還った」そうです。

ルアさんは、現在、クックパッドニュースで「ドキュメンタリーレストラン ゼロ」を連載されています。

クックパッドのウクライナ人道支援のためのレシピ募集プロジェクト「#powerofcooking」の中で、ウクライナで手に入りやすい食材で作れる、新しい"お好み"焼きのアイデアを提案される等の活動もされています。


今回のリターンは、【フルオーダーメイド出張レストランプラン】や
【フードインタレーションパーティ主催プラン】等の魅力的なプランもいっぱい!

今年の4月に伊勢で体験したルアさんのインスタレーションも素敵な機会でした。


私自身、東日本大震災の起きた2011年の3月11日は、高校時代の親友と大学入学のお祝いをしてました。ランチを食べ終えて、そろそろ、高校時代を一緒に過ごした幕張の浜へ行こうと思っていたところで、被災しました。
公園に避難して少し経った後、埋立地を抜けて、自宅へ帰ろうとしました。

いくつかの駅分歩いて、長時間並んでバスを待っている頃に、どこかの工場が燃えて、その煙が見えました。ようやく津田沼に到着したところで、電車も走っておらず。都内の情報が多い中、千葉の避難場所の情報等はなかなかなくて。Twitterで情報収集しては、周りの人へ情報共有していました。

電車の復旧が見込めなくて、ケータイの充電もそろそろ無くなりそうな時に、ある居酒屋さんが店内を開放してくださいました。

個室で、お味噌汁とおにぎりを出してくれた時に、身体も心もポカポカと温かい気持ちになりました。お支払いをしようとすると、「こんな時ですから、お代はいいですよ。」と言ってくださいました。

余震が続いたり、生きている事が当たり前ではないという事を痛感していく中で、ソーシャルな活動やNPOへの活動に興味を持ち、今日に至ります。
温かく美味しいご飯は、人を幸せにします!

2年程前迄理事長をしていた、NPO法人sopa.jp。
ソーシャルパートナーシップジャパンという意味と、日本のスープで「味噌汁」という意味を込めていました。夕食で美味しい味噌汁を提供していた事があります。

今回のルアさんの『ウクライナへの祈りの食卓』という企画も、美味しい食事が多くの方の心と身体を温めてくださるはず!
それでは、味わい深く素敵な1日をお過ごしくださいね!!


サポートして頂いた暁には、その費用を次のコラボレーションの原資にしていく事で、より良い社会を創っていきます。 コラボレーターの活動を通して、社会的孤立感を無くしていきます!!