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2021年に観た舞台などふりかえり

年々減ってるとは思いつつ。今年は特に。
観劇9本、配信3本、展示2件、アイスショー2本。
全部で15件。
おそらくそれでも日本人の平均よりは多いんだと思うのだけれど。

LAST&SEX
昭和元禄落語心中寄席 配信
新国立劇場演劇研修所「マニラ瑞穂記」
宝塚「アナスタシア」
CHAiroiPLIN「桜の森の満開の下」
文豪ストレイドッグス Dead Apple 配信
マタ・ハリ
ザ・アイス 
川岡が来ないZ!!
カーニバルオンアイス 配信
GUCCI architect
タラレバ!
serial number「すこたん」
風姿花伝プロデュース「ダウト〜疑いについての寓話」
ハリーポッターと魔法の秘密展

思ったこと

実際に足を運ぶことが激減した。ゲネプロの取材もこの2年行ってない。今年は特に自分の舞台制作案件も無事に復活してきたから、というのもある。現場があると観に行けない。
ただ配信だと観た気がしない。その後こうやって時間が経つと見事に覚えてない。カレンダーとかの記録を見ててようやく思い出す。ひどい。Amazonプライムビデオで見たっけ見てなかったっけ見てたわ、と同じレベル。
あと普通にチケットを買うのが怖くなった。中止になったらとはいつも思うし、払い戻しされるからといってスケジュールを抑えたくないという気持ちが強い。「もう絶対これ見る」と決めた作品を観る。「マタ・ハリ」とかまさにそう。再演で見たかったから。

現場に自分が立っていても客足が遠のいている、リアルの観客の母数が縮んでいる、というのは如実に感じる。自分が観客としては縮ませてる側かな、配信で見ちゃうし、とも思う。
そんな中、一回でも、いや一回ならず繰り返し来てくれてる人とか本当に頭が上がらない。ありがたすぎて。規模が小さいと尚更、「皆さんのチケット代が我々のギャラになります!!!」だからね…

舞台は蟹で配信はカニカマと主張して憚らない私だけど

今私が手にしているものが真に蟹であるかというのは自問自答している。
一観客としてもコロナ禍から前の物価高騰の煽りを余計に受けているのは実感するし、制作者としても「コストも手間も段違いだよ!これまでの10年とは別物!」というのがつらい。
でも「10000円は10000円でしかない」のは事実。どう感じ取ろうが物価に対しての相対的な価値が変わろうがそれはそれ。
値段に見合ったものを提供できているのかというのは自分が観客である時間を持つからこそ仕事に対して考えさせられる。

2022年はもっとまた舞台以外も行きたいな。
地味に時間指定の美術展は助かる人間であった。

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