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「スキ」の基準とCandyブログの記憶

こんばんは。
雨、すごいね……

昨日の夜は、雨音でよく眠れなかった。
朝起きてニュース見たらびっくり。

九州の方、大丈夫でしょうか。
心配です。


そんな日なもんで、今日は1日寝てばかりだった。
私は、気圧とか雨にめっぽう弱い。

今日中に、Kindleで読んでる本を読み終えて、内容をノートにまとめて、書評note更新する!
って思ってたんだけど、ちょっと無理そう。


「スキ」のちから

でも、こんな私なのに、今日もnoteにスキしてくれる人がいる
読んでくれる人がいる。

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50スキ達成しました!感謝!

誰に読んでもらえたか、少しでもスキと思ってもらえたか知れるって、ブログにはなかったから嬉しい。

書評の更新はムリそうだけど、こうしてちょっとした思いやできごとを書きたいなって思う原動力になる。

それに、誰かのnoteを読みたいなって思う。

作家じゃなくても、インフルエンサーじゃなくてもいい。
スキしてくれた人のnoteを覗いたり、タイトルだけで気になったものに心打たれたり…

そういう出会いは、「検索」ベースで見てもらうブログ(WordPress)にはないよね。
TwitterとかのSNSともちょっと違う。

考えや思い、発見、体験。
他人のそういったものに、「出会う」って感覚がある。

これがもしTwitterのようなSNSなら、年代や趣味嗜好が全く違う人の日常を知ることって少ないんじゃないかな。
「フォロー」という行為によって、自分の意図が影響して集まった人たちになりやすいから。


Candyブログと「ポチ」の記憶

ここからは、ちょっと昔の話をする。

私は昔、Candyブログっていうブログサービスを使っていた。
アメブロのティーン版みたいなもの。

小学校高学年〜20代前半くらいの、主に女の子が利用するブログだった。

そこは、学年とか地域とかジャンルによってランキングがあり、ある程度の歴やランクになってくると、自然と競争心が芽生えてきた。


で、Candyブログには「いいね」や「スキ」に相当する「ポチ」という機能があった。

ポチ数も当然ランキングに反映されてたはず。

そこで、Candyブログ内では「ポチ返し」という行為がわりと当たり前になっていた。
名前の通り「ポチ」をされたら、返しにいく。

noteでは「スキ返し」というものはあるのかな?
使い始めたばかりで分からないけど。

話をCandyブログに戻す。
その「ポチ返し」が、純粋な感謝の気持ちや、本当に「自分のブログを読んでくれた、あなたのブログも見たい」という気持ちだけなら素敵な行為だと思う。

けれど、当時のCandyのプロフィール欄でよく見られたのは「ポチ返し100%です!」という一文。
そして、そう書いてある人のブログにはポチが多かった。(私の体感だけどね)

要するに「ポチ返し」目当ての「ポチ」がよくあったということ。
本来の「ポチ(=いいね)」機能によるコミニュケーションからは離れてしまっている。


正直に告白する。
私も、それをやっていた。

Candyブログ歴がある程度になると、ランキング上位に入ることがあった。
普通の学生コミュニティに所属していなかった私は、同世代の女の子が集う場で上位になれる事が嬉しく、いつしか1位を目指すことがブログの目的になっていった。

いただいたポチに対して「ポチ返し」するのはいい。
しかし、1位を目指す中で、私は先ほど言ったような「ポチ返し」目当てのポチをするようになってしまった。


今思えば「なんであんなことを……」と呆れてしまうが、とにかく片っ端から人のブログにポチをしていた。
正直、ほとんど文章なんか読まないこともあった。

ただただスクロールしてポチ。スクロールしてポチ。

興味もないブログにポチをしているから、ポチ返しされてもその人のブログ内容を覚えていない。
本当、サイテーだな私。

そんな虚しい行為と何気に毎日更新を続けていたら、結果的に県1位になれた。ジャンル1位も取れた記憶がある。

その時は、愚かな行為からは目を背けて、ランキング1位を喜んでいたように思う。

しかし、ブロガーとしてはどうだっただろうか。
1位という順位に見合うような内容や、他のユーザーとの交流があったとは思えない。


1位を取ったあと、生活の変化やTwitterへのめり込んだりしたことでCandyブログからは離れていった。
それから数年間、ブログを開くことはなかった。

ある時見に行ったら、サービスは終了していた。

ランキング常連だったブロガーたちは「普通の女の子に戻ります」といった具合に、それぞれの生活を今も生きているのだろう。


本当の「スキ」を続けたい

noteを始めてまだ数日だが、私は本当に「スキ」と思わなければ「スキ」しないようにしている。

もちろん「スキ」してくれた人のnoteを見に行くことはあるが、礼儀として・形式的に返すことはしない。
ちゃんとnoteを読んで、感情が動いたり、笑えたりしたら「スキ」を押す。

私にとってのnoteは、これからもそういう場であってほしい。
「スキ」数が増えることは嬉しくても、それが目的にならないようにしたい。


あなたの「スキ」の基準はなんですか?

私のnoteへの「スキ」が、本当の好きって気持ちなら嬉しいな。


では、また。


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