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地元民に愛される瞑想のお寺🧘‍♀️

みなさんこんにちは〜ゆかりです。
前回の記事でご紹介したサイトで予約したツアーで行ったスポット2つのうち、今日は観光客が少ない、ローカルの人に愛される穴場スポットをご紹介します。
全く派手さはなく、むしろ地味なのですが、とてもピースフルな空間で癒される場所でした🙂

森の中の瞑想寺

どこかに行きたいと思ったら、真っ先に私が確認するのはGoogle Mapのレビュー。観光スポットであれレストランであれ、最終的に行くかどうかはレビューの星の数にかかっていると言っても過言ではないほど頼っています(笑)。

今回ツアーで1箇所目に訪れたのはワット・ウモーン。6,183のレビューがあり評価は4.6ということで、人気の高さがうかがえます。

これならわざわざいったのにがっかり、ということはなさそう。
全くノーマークだったのですが、それもそのはず、観光客があまり来ない場所のようです。

お寺の概要

私はタイについて知りたい情報がある時は、よくタイ国政府観光庁のHPを参考にしています。観光地でないところも幅広くカバーされていて、コンテンツ量がすごいなと見るたびに感心します。

https://www.thailandtravel.or.jp/

ワット・ウモーンについてもさすが。記載がありました

ランナー王朝の初代メンラーイ王がチェンマイに都をつくった際に、スリランカから招いた僧侶が修行できるようにと11か所の竹林を寄進し、スリランカ様式に基いて建てられた寺院です。

その後、僧侶が瞑想修行できるようにとアナータムミカラート王(1367~1387年)が4つの入り口を持つトンネルを掘るよう命じました。以降、寺院は「ウモーン」(タイ語でトンネルの意味)の寺と呼ばれるようになり、現在は隣接する4つの寺院を合併して「スアン・プッタタム」という修行センターとして発展。

https://www.thailandtravel.or.jp/wat-umong/

王が僧侶が修行できる場を作るとは。宗教&僧侶がとても大切にされているなと感じますよね。
チェンマイ中心地からは車やバイクで20分ほどで到着する距離なのですが、この場所が作られた「良い意図」が表れているような、静かでピースフルな場所です。

ツアーがスタート

そしてツアー当日。宿まで12人乗りくらいのバンで迎えにきてくれました。
途中、他のホテルで参加者をピックアップしつつ目的地へ。

今回の参加者はみんなカップルで、台湾・ドイツ・ポルトガルとバラエティ豊かな国籍!

特にポルトガル人カップルは日本に渡航したことがある&日本大好きと言う事で、楽しくおしゃべりしました。

こういう時、日本出身って本当にプラスだなぁと思います。必ずみんな日本に行ってみたいと言うし、興味がある人が本当に多い。話のネタには困りません。

最初の目的地であるワット・ウモーンは、街の北西にあるチェンマイ大学から近いということで、周辺のナイトマーケットなどについて説明が入りながら、あっという間に到着。

ワット・ウモーンに到着

お寺の第一印象は「うっそうとした森」。
とはいえ暗いわけではなく、静かで落ち着いている、とでも形容したらいいでしょうか。

敷地全部合わせるとかなり広そうです。

境内の木にパネルのようなものがちらほら。

ガイドさんが、このような「スピーキングツリー」がいっぱいあるよ、と言っていました。
これはタイ語のみの表記。

先ほどのタイ国政府官公庁のHPによると、1949~1966年にかけて寺の住職を務めた高僧による仏教の教えが書かれているんだそう。

ここには書かれている言葉は4つ。All things arise, exist, and expire / Nothing is permanent, Things come in an go out. / The thing that is liked or disliked just appears, exists for a moment, and expires. / Detachment s a way to relax.
この世のものは無常だから、良いことであっても悪いことであっても固執しないことが大切、ということのようです。

そしてこのお寺のメインである、瞑想のためのトンネル前に到着。

壁にある穴3つ、見えますか?ここからトンネルに入ることができます。

靴を脱いで入ります。
中を少し進むと、階段の先に仏像が。

仏像についていろいろ説明してくれていたのですが、私が集中できておらず記憶に残っていません(笑)。確か仏像のポーズについてだったような。
トンネルの左右にも仏像が設置されています。左右に空いた窪みは、瞑想のためのもの。ここに座って瞑想するんですね。バリ島やインドで行ったお寺にあったものと同じ。
天井はあまり高くありません。

そしてトンネル内には700年前の壁画が残っています。え、普通に触れるんだけど(笑)。

花や鳥が描かれているの、見えますか?

修復したいんだけれど場所が場所だし、湿気も多いので難航しているそう。長い間これからも残っていきますように。

トンネルを抜けると外に出ます。そして一段上がった先には仏塔が。

この周りで瞑想をしたりヨガをしている人もいるそう。

この時はちょうど、ここに住んでいるとても若いお坊さんたちが、絵を描いていました。

普通に上手(笑)。
一番若い僧侶はお兄ちゃん的な存在の人にいろいろと教えてもらっていました。微笑ましい光景。

仏塔の周辺でで瞑想をする一つの方法として、その周りを歩くというのがあるそうなので、裸足になって草の上をひとしきり周った後、みんなでトンネルの入り口に引き返しました。

これでワット・ウモーンの見学は終了。次は黄金の寺へと向かいます。

洞窟の入り口にはランダムに仏像が並べてある、何ともいえないオーラを放つコーナーも。

見学時間自体は大体1時間弱くらいだったでしょうか。この見学時間でも、メインを見るには十分でした。今度行くときはぜひ他のエリアも見てみたいと考えています。

最後に

あまり写真「映え」ないスポットではあるのですが、とても心の落ち着く場所で個人的にはとても気に入りました。
敷地内には瞑想センターがあり、調べたところ外国人も受け入れているので、気になる人は試してみるのも面白いと思います。

次はチェンマイで絶対見たかった黄金のお寺について書きますのでお楽しみに。
今回も読んでくださりありがとうございました。ではまた〜👋




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