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Yukari6_9
2020年9月13日 07:03
今は遠く離れた愛おしい感情も、時を越えて蘇る。昔よく聞いた音楽は、あの日漂っていた空気をそのままメロディの中に閉じ込めて、たまにふとその曲を思い出したときまるでタイムカプセルの蓋をあけるように、あの日の私が息を吹き返す。感情も、目に映った景色も。天神の夜道を歩く23時。春吉でジャズライブを見た後、なんだか名残惜しくて、街を歩いていた。新天町に美味しいたいやき屋さんがあったなぁ。と、たいやきを買
2020年3月6日 23:47
崖から転げ落ちるとき、何かに掴まらずにはいられない。それが心の中で起こるとき、人はきっと強烈に何かに依存するのだろう。私は燃え尽きた。らしくない強さを羽織り、趣味じゃないことが楽しくて、嫌いなことが嫌いなまま終わり。全てが本当の私に還ったとき、張り詰めた糸は弾けた。離れた両端を見つることが、困難な程に。足場は既に、それなりに大きな音をたてて崩れ始めていた。それでも気づかなかったのは、きっと