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思い出日記

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#私の昔話

職業の貴賤を決めるのは誰か。あなたの価値を決めるのは誰か。

職業の貴賤を決めるのは誰か。あなたの価値を決めるのは誰か。

わたしは、自由でいたかった。「1つのことだけしかしない」なんて生き方はできなくて、でも、世間のことを知らなくて。はじめて働いた日から去年まで、「非正規雇用労働者」として働いてきた。そのほうが縛られずにいられると思ったから。

働く人としての誇りと、お金が無くては暮らしていけない現実と、自分はこのままでいいのかという不安。

わたしは自分が賤しい仕事をしているなんて、1回も思ったことはなかった。だけ

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必要なもの以外、なにも欲しくなかった。なにもかも捨てていたあのころ。

必要なもの以外、なにも欲しくなかった。なにもかも捨てていたあのころ。

なんでも切り捨ててきた。
物も、 気持ちも、人間関係も。
潔く、0か100かに。

*

あれはいつのことだったのだろう。高校に入ってしばらく経った日。
14歳のときはじめて手にした携帯に、たくさん集めた連絡先。もう連絡をとることなんてない。つながる手段をもっている必要なんてない。

そうおもって、ほんの数名の連絡先だけ残して、電話帳をクリアした。

あれはいつのことだったのだろう。働きはじめてし

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