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相手に「期待する」と疲れるので、まずは自分を「信頼」しましょう。という話。

「相手に期待をしない。」

これはわたしが最近生きている中で最も意識していることのひとつです。

「相手に期待をしない。」という言葉だけを聞くと、とても寂しいような印象があるかもしれません。
しかし「相手に期待をしない。」を意識しそれを避けることができると、人生を軽やかに過ごすことができます。

今日はよく相手に振り回されてしんどい、感情にふり幅がある・・・そんな方に読んで欲しい「相手への期待と信頼と自分。」のお話です。


他人に「期待」をすると起こること?

そもそも「相手に期待をする。」ということは、どういうことでしょうか?

大多数の人は「いや、別に期待していないよ。」と思われるかもしれません。

けれども人間関係でイライラしたり、悲しくなったりするのは、少なからず自分の中で、相手が “自分の思い通りに行動してくれる、助けてくれる、自分の願いを叶えてくれる・・・!” と、
無意識レベルに”何かを与えてくれると期待をしている”から引き起こされることです。

相手に期待をするから、イライラする。
相手に期待をするから、悲しくなる。
そして勝手に裏切られたと傷つく・・・

人間社会は自分と相手がいて成り立っていて、世の中にはいろいろな価値観を持った人たちがいます。

だから自分の中で(無意識に)思っている「相手に●●●してほしい、●●●をやってくれるだろう。」という「相手が●●●をやってくれてが当たり前。」という価値観は、
他の人にとっては当たり前ではないのです。

相手も相手の人生を過ごしているので、自分の思い通りに事が運ぶわけがありません。なので相手が「きっと●●●してくれる!与えてくれる!」と、期待をしてはいけないのです。


相手に「期待」せずに、どうするのか?

では、相手に期待をせずに過ごすにはどうしたらいいのでしょうか?

相手に期待をせずに過ごすためにできることは、ただひとつ。
あなたが「自分自身を信じて、自分自身を変えていく。」しかありません。

自分自身を信じて変えていくのは勇気も覚悟もパワーも必要です。とっても疲れます。だから人は、無意識にそれを避けます。
けれども人生の中で自分で変えられる物事は、“自分だけ”なのです。

だから、相手を含めて物事を変えていくことを考えるのではなく、どうすれば自分でそれを変えられるのかを考えましょう。自分自身を信じて、変えていきましょう。


「信じる者は救われる。」


このことわざのように、自分を信じることができれば自分を救ってあげられます。

だからまずは自分を信じてあげましょう。
これを読んでいるあなたならきっと大丈夫です。
だってどうにかしたいという思いがきっと心の中にあるのだから。


相手に「期待」はしないけど、「信頼」はする。

なのでわたしは相手に期待はせず、自分自身を信じて問題を乗り越えようと日々努力しています。
けれども「この人は大丈夫だ!」と感じた時は、その人を全力で「信頼」します。

「他人に期待する」のと、
「他人を信頼する」のは、
似たような表現でありながらも全くの別物です。

Wikipedia先生は、「期待」と「信頼」を以下のように定義しています。

【期待】とは、何らかのことが実現するだろう、と望みつつ待つこと。また、当てにして待つこと。
期待する気持ちのことは「期待感」と言う。期待どおりにならないことを「期待外れ」と言う。
【信頼】とは、相手を信用し、頼りにすること。
信用とは見返りを求めない事。

そう。「期待」とは待って与えられることを想定していて、「信頼」は与えられる見返りは一切求めていない状態なのです。

だから相手を信頼するということは、
自分を信頼していることと同義です。

なぜなら相手を信頼するということは、「相手を信頼する」という選択したことを、自分で信じて受け入れている状態だからです。

だから自分自身を信じられない人は、自分を信じられないから相手に期待することしかできなくなります。負のループ突入です。
それを避けるためにも、相手を信頼するには「まずは自分自身を信じること。」ここからすべてがはじまります。

自分を信じて、相手を信頼する。

このステップで歩むことができれば、
人生はきっと軽やかになります。


だから、信じる者は救われる。

「信じる者は救われる。」

このことわざって、本当に本質的ですね。

一見すると他人を信じましょうというような表現にも見られるのですが、
ちゃんとこの言葉の意味を考えると、「まずは自分を信じて、自分を救いましょう。」という偉人の激励なのかな・・・と、これを書きながらふと考えてしまいました。これ言いだしたの誰なんだろう。


わたしも、もっともっと自分自身を信じてあげて、
今日を健やかに過ごしたいと思います。ふぁいとん!


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