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【前回決まったこと】  

  • デジタル教科書を使う  

  • 交流活動ではジャムボードを使う


1. 単元の流れ    


※①~⑦は授業時間を表わしています。7時間で終わる計算です。

① 冒頭を読んで読みのめあてをつくる。
② 全文を読んで初発の感想、はじめの自分の考えを出す。
③ 太一と登場人物との関わりを場面ごとに構成マトリクスにまとめる。
④〜⑥場面ごとに読み深めていく。
⑦ 終末の感想をまとめ考えを読み合う。

2. 1時間目から3時間目までの流れ


【1時間目】冒頭を読んで読みのめあてをつくる

著作権の問題で挿絵はモザイクです。めちゃめちゃ盛り上がって楽しかった第1時!


【2時間目】全文を読んで初発の感想、はじめの自分の考えを出す。
※左側だけ入力しておく。Googleドキュメントにすれば自動保存となる。

終末の感想を書いた後に子どもたちの満足感が得られる!!!


【3時間目】太一と登場人物との関わりを場面ごとに構成マトリクスにまとめる。

自分で教材研究するときにもすごく役に立った!図表にするって大切!

全部書くと大変なので、短冊にして並び替えさせて貼らせました。

3. 場面ごとに読み深めていく(4~6時間目)


【4時間目】おとうと与吉じいさは似た人物か

板書もジャムボードもベン図ですすめました。思考ツール使える~♪


【5時間目】太一はクエを・・・うたなかったのか?うてなかったのか?
 1文字にこだわる国語らしい授業!

クエから名称が変わっていく様子

※研究授業でやった本時!
【6時間目】太一の生き方に1番影響を与えた人物はだれか。

おとうと与吉じいさが人数的には多かったですね!
矢印の先が、読み深めて考えた太一の生き方

最後が駆け足になってしまい、反省点が残る授業でした。
おそらく子どもたちは全員発表したんじゃないかな?とてもよく頑張ってくれました。

4. 終末(まとめ)7時間目


【7時間目】終末の感想をまとめ、考えを読み合う

自分の読みが高まった様子が一目でわかる!

ちなみにこの本がすごく惹かれて好きだったので、読み深めの問いはこの本の通りです。

大活躍してくれた本!!!


いかがでしたか?
私はこのような流れで全時間進めました。

授業が終わった後に、ある女の子が
「先生、6年間で1番楽しい国語の授業だった!」
とうれしい言葉を言ってくれました。
ただ去年も受け持っていた子だったため、5年生の時は…笑?
とも思いましたが、一生懸命考えた授業でそんな風に言ってもらえてとっても嬉しかったです😊

教材研究は時間がかかったり、悩んで苦しかったりしても、最終的に子どもたちが喜んでくれて、理解してくれている姿をみるとなんか自分も楽しくなってくるんですよね。

当時は、6年生担任でしかも3学期に研究授業は大変でしたが、
「ICTを使うぞ!」
にこだわって自分なりに頑張りました✨

5. 資料提供


そして今回はその時に使った7時間分のワークシートを下記に貼り付けておきますので、使えそうなら使ってください!
Instagramではうれしいことに、実際に使ってみて子どもたちと良い授業ができたという報告もたくさんいただいています♪

6年生担任はとても忙しく大変なことも多いとですよね。しかも「海の命」は3学期。最後の物語文をよい授業にしてあげたいと思う先生方も多いはずです✨私の作った資料が少しでも役に立つと私もうれしいです😊

↓ ↓ 海の命全7時間ワークシートダウンロードはこちら ↓ ↓

〇2時間目(初発の感想)&7時間目(終末の感想)
✅このシート(Word)だけはGoogleドライブにインポートしてGoogleドキュメントに変換することをおすすめします!
そうするとGoogleドライブで自動保存されるので終末の感想も書きやすいです!(よくあるプリントがない!出してない!とかなりません笑!)

〇1時間目(導入)3時間目(構成マトリクス)

〇4時間目~6時間目(読み深め)

※インスタのプレゼント企画では400人以上に渡しています!!
私も大好きな名作「海の命」
子どもたちと考えを深め合う、有意義な時間を過ごしてください😊

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