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見立て違いと『弁証論治』

先日、バイクの調子が悪くなり、
からだも物も 普段のメンテナンスが重要である
という内容を投稿しました。

「からだの不調とメンテナンス」


バイク修理をしてもらったのですが、
結論から言うと、バイクの不調は改善していませんでした。

見立て違いだったのかもしれません。


鍼灸や漢方の考え方で「中医学」というものがあります
中医学では『弁証論治』をおこないます

弁証とは
中医学の基礎理論にしたがって、症状や体質を分析し、
何が原因でどのような状態になっているためにその症状が現れているのかを判断すること。

論治とは
その弁証によって治療方針を立てること。

弁証論治をしたうえで、
鍼灸なら鍼やお灸を施し、漢方なら生薬を配合して処方します。


この弁証論治を誤ると、鍼灸も漢方も効果は出ません、もしくは少しの変化にとどまります。

この弁証を正確におこなうために、詳しくお話を伺ったり(問診)、
脈診・腹診・舌診・触診などをおこなって情報収集をします。

私のバイクのように、
修理をしても何も変わらないなどということがないように、
普段の治療の際はいろいろと詳しくお話をお伺いしますが、
ご協力をいただければ幸いです。


ゆかり堂治療院


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