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アイロンがけを絶対したくないわたしが見つけた神アイテム「衣類スチーマー」

このブログにも何度か書いているが、わたしは家事が大嫌いである。
特にマイナスをゼロにする行為が嫌い。

掃除が嫌い。というのも以前に書いた。

もちろん、洗濯物をたたんで元に戻すのも大嫌いだ。

なので当然、その上のレベルの「アイロンがけ」は超ド級に嫌いだ。

着たらどうせシワになるものの、シワ伸ばしをするだなんて。
しかも、熱いし、暑いし、下手くそだ。

頑張ってアイロンをかけても、なぜか変なところにくっきり違う線がついてしまうし、シャツの肩のラインは左右ちぐはぐに線がついてしまう。

こんな私なので、アイロンがけが必要な素材の洋服は買わない。綿100%でもTシャツとか、多少しわくちゃでもオッケーのものなら買う。

旦那のワイシャツは激安クリーニング店で毎週出している。というか、私が出すのが遅いので、マメな旦那が勝手に出している。なのでアイロンは必要なし。

旦那のハンカチはわたしが溜めに溜めて限界まで来てから一気にかけていたが、あまりに溜めこむので旦那がしびれを切らして自分でかけるようになった。

こうやって極力アイロンを避けて通っていたわたしだが、息子が中学に入って大きな壁が立ちはだかった。


アイロンを避けてきた人生に立ちはだかった壁

こうして、アイロンのない人生を選んで生きてきた私に大きな壁が立ちはだかった。

それが「息子の制服のシャツ」である。

学生の制服なので、綿100%ではなく、化繊が入っているし、アイロンの必要なんかないと思っていたが、実際に着せてみると、やはり大きいシワが目立つ。

同じくらいの年齢の子を持つママさん数人にどうしているか聞いてみたが、やはり頑張ってアイロンをかけているという。

そうやっていろいろなママさんに聞いていたら、ある人が、できるだけアイロンをかけたくないという私にナイスアイデアをくれた。

ズボラ人間にとっての神アイテム降臨

友人が教えてくれたのは、アイロンではなく、衣類スチーマーという、ハンガーにかけたままシワ伸ばしができる機械があるという。それだ。それしかない。ハンガーから外して、アイロン台とアイロンを出す行為がまず面倒くさいが、ハンガーにかけたままならできるかもしれない。

しかしそのことをほかの知り合いに言うと、衣類スチーマーを持っていたが、シワの伸び方が中途半端で、結局使わなくなり、アイロンに戻ったという。

その理由は「せっかくアイロンしてるんだから、アイロン台にビシっと押し付けたくなる。シワの伸び方も中途半端だし」

という。それもそうかもしれない。

買って失敗するのも嫌なので、ネットでいろいろ調べてみたところ、やはり仕上がりは、アイロン台にバシっとアイロンを押し付ける「王道のアイロンがけ」に勝るものはないが、「まあこれくらいでヨシ」と妥協できる人は割と便利に衣類スチーマーを使っているらしい。

しかし私は、今まで息子のシャツのシワも見ないふりしてきた人間だ。シワが気になっていても見ぬ振りができる人間なら、「まあこれくらいでヨシ」程度になれば満足いくのではないか。

しかもうちの息子は服のシワなどまったく気にしないどころか、朝、シャツと制服のズボンに着替えたあと、出かけるまでの数分でベッドにもぐる癖がある。シャツはさらにシワができ、制服のズボンはベッドシーツの細かいゴミを拾う。その姿で登校だ。

この息子にビシっとアイロンをかけたシャツを着せたら、わたしの苦労が水の泡だ。きっとブチギレてしまうだろう。そんなわたしの精神衛生面も考えると、やはり「なあなあ」で済ませられるラク家事アイテムを導入するのが良さそうだ。

いざ、衣類スチーマーデビュー

いろいろな人の意見を聞いて検討したが、やはり「ラクをしたい」「たいしてシワを気にしない」わたしはスチーマーを使ってみたいと思った。

自分のパート先のリユースショップで、数百円のドンキのスチーマーが売っていたので、試しに買ってみた。

これがなかなかひどいもので、水を入れてボタンを押すと、スチームと言うよりは、おっさんのクシャミみたいなお湯が一回「ブシュっ」と出ておしまいというものだった。

この飛び跳ねた熱湯をどう全体に馴染ませればよいのかわからない。スチーマーはアイロンのようにコテで押さえるわけではなく、熱い鉄板の上にブラシがついていて、それでなぞるので、スチームがでないとシワは伸びない。こりゃダメだと、またこの商品を自分の店舗に売った。


口コミ高評価の日立のスチーマーをゲット

やはり、家電はケチると損をする。今度は失敗しないものを買おうと、価格ドットコムや個人のブログを調べていたら、日立のスチーマーが良さそうだとわかった。


特徴は
・ボタンを1回押せば、1分間ずっとスチームが出続ける
・スチームをあてやすい形状
・重さがさほど重くない

あたりが高評価のポイントだった。

ティファールなんかでも似たような商品が出ているようだが、とにかく重いので持っているのが疲れるらしい。確かにアイロンがけと違い、ハンガーにかけたまま使うので、持ち上げている時間が長い。ならば軽いほうが良い。

ただ、ドンキの数百円と違ってお値段が8000円近くする。マイナスをゼロにするようなものは、できれば自分で買いたくない。どうしようか迷っていたら、そういえば溜めていた楽天ポイントが10000円分ほど残っていた。こういう、買いたいけど自分では買いたくないもののために取っておいたのだ。今がその時だ。とポイントで購入。

アイロン用ハンガーも購入して無敵に

アイロン台に代わる、アイロン台ハンガーも同時購入した。
アイロン台に押し付けたくなる、という人の気持ちが分かったからだ。
これならビシっと押し付けられなくても、ハンガーにかけたままある程度の圧を加えても安心だ。もうこれで無敵になった気分だ。

細かい部分をかけるのに、ミトンも購入。

いざ、制服シャツに衣類スチーマーをかける

商品はすぐに届き、さっそく開封。
説明書は読むほどではなく、普通のアイロンと同じく水を入れて、電源を入れれば使える。

同時に届いたアイロン台ハンガーにシャツをかけて、さっそく使ってみた。
すぐに高温になり、ボタンを押せばたっぷりした量のスチームがゴオオーーと出続けてくれる。

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形状はひし形で、ボタンの間など細かいところにもかけやすくなっている。大きさもちょうどいいかなと思う。

横から見たらこんな感じ。


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衣類スチーマーは、アイロンの面の上にこのようなブラシアタッチメントをつけて、スチームをかけながらなでる感じで使う。このアタッチメントを取れば普通のアイロンとしても使えるらしいが、やはりアイロンはひし形は使いにくい。だったら普通の三角アイロンが良いので、わたしはこのアタッチメントを外してアイロンとしては使わないかな?と思う。


実際に、シワはどれくらい伸びるか??

やはり皆さん気になるのは、実際どれくらいしわが伸びるかだろう。
実際にやってみた使用前、使用後をアップするので参考にしてみていただきたい。

スチーマーをかける前

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洗濯機でガンガンまわしたあと、とくに手でたたかずに干した状態。

スチーマーで1回ゆっくりなぞった後

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次に背面。かける前。

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かけた後。

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いかがだろうか?

もちろんアイロンのように鉄の面を当てるわけではないので、ピシっとした感じにはならないが、「シワシワ感」はかなり良くなったのではと思う。


ハンガーにかけながらやるので、脇のあたりはうまくできないが、一番目立ちやすい面は、かなり違いが分かっていただけるかと思う。

中坊男子は、シワがあろうが気にしないので、わたしが気にならなければそれでオッケーだ。ということで私は愛用している。

スチーマーをかけるときのハンガーに関しては、制服収納の記事でまた書こうと思っていたが、うちは息子がリビングで着替えるので、思い切ってリビングに小さなハンガーラックを置いて、そこに制服をかけている。

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それまでダイニングの椅子にかけたり、その辺に落ちていたりストレスだったので、いっそのこと置き場所を作ってしまえと思ったのだ。

おかげで、このハンガーにかけてスチーマーができるので重宝している。

衣類スチーマー(日立RX3)のデメリット

最初に買ったドンキのスチーマーがひどすぎたせいもあるが、この日立RX3の衣類スチーマーはスチームがたっぷり、しかも1分間出るのでとても便利だ。

デメリットと言うより、欲を言えば、、というレベルなのだが、スチームがたっぷり出るので、水の減りが異常に早い。2~3枚シャツにスチームをすればまた給水。なので、もうちょっとたくさん水が入るように改良してくれたらいいなぁと思う。

それとやはり、業界内では軽いとはいえ、何枚かスチームをかけていると、やはり重い。アイロンで鉄をつかっているので仕方ないが、もう少し軽量化されたらいいのになとは思う。

けれど、概して良い商品だと思うし、パナソニックやティファールなど他社製品と比べても、重さやスチーム量など使いやすい面が勝っていると思うので、おすすめだ。


子どもの制服アイロンが面倒で困っている人がいれば、こんなのを取り入れてみてはいかがだろうか?

今日もお読みくださりありがとうございました!

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