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禁酒中に見つけた、「美味しいノンアルビール」という選択肢

毎日の晩酌が何より好きなわたしが、健康診断で「脂肪肝」と指摘されてから家での晩酌をやめてみた。

目的はアルコールを抜くことなので、はじめはくず湯などを飲んでいたが、ノンアル生活の中で出てきた新たな選択肢が、ノンアルコール飲料。

お酒を飲んでいた時は、「車での出先で仕方なく飲むもの」という印象で、どれもいまひとつ美味しいと感じなかったが、いまはノンアルコール市場がものすごく伸びているらしい。

昔でいうタバコのように、昔なら大人のたしなみだったのに、今や「害悪」という扱いになっている。お酒も徐々にそんな感じの扱いになっているようだ。

だから、美味しいノンアル飲料が多数出ているとのこと。

とりあえずわたしは甘みのないビールっぽいものが飲みたかったので、国産メーカーから出ているノンアルビールは甘ったるくて美味しいと思えなかった。

だけど、知り合いからこのノンアルは美味しい!と聞いていたので、今回試してみようと思って購入した、ドイツ製「ヴェリタス」というノンアルビール。

普通のスーパーには取り扱いがないので、アマゾンでポチってさっそく到着。あとはカルディとか、業務スーパーでも買えるそう。

ちなみにお値段も、1本108円程度、とお財布に優しい。

飲んでみると、うん、美味しい!

日本のビールではない味だけど、ちょっとお高めのこだわりクラフトビールの店で「ホップが香る系のクラフトビール」を頼むと出てくる感じの味。

甘みは徹底してないので、わたしはめちゃくちゃ好み。

国産のノンアルビールと大きな違いは「ビールっぽいものを作る」ではなくて、「ビールからアルコールを抜く」という、そもそものベクトルの違い。

確かに国産ノンアルビールは「似て非なるもの」だったが、ビールからアルコールを抜いたら、味はビールだよね。この国によって考え方が変わるのが面白い。

しかもこのノンアルビール、自然派で添加物ゼロだそうで。
なんなら、健康飲料として飲んでくださいって書いてある。カロリーも100ミリで11キロカロリーということは、350ミリで40キロカロリー未満。いいじゃない。

このくらい美味しいビールを飲むと、あまりアルコールがないことに不満を感じない。わたしはお酒が飲みたいんじゃなくて、こういう甘みのない飲料が好き=酒の味が好き、ということだったんだね。

だったら別にノンアル飲料で暮らせばいいような気がしてきた。

脂肪肝は、お酒を抜けば治るけど、また同じ量飲んだら元に戻るし、年を取るにつれて肝機能は衰えていくのだから、結局、今後はどんどん飲酒量を減らしていくほうがいいに決まっている。

40代ではまだ「健康志向」って言葉が嫌いで、20歳年上の夫や、80半ばの母が何かにつけて「健康」と言っているのがいまいち理解できなかった。

健康が目的なんて、ダサい。なんて思っていたけれど、年を取ってわかった。

50近くからは、健康を目的として頑張らないと、健康が維持できない年齢なのだ。

何もしなければ衰える一方。
努力して、なんとか維持できる。という年齢。しびれるねぇ。

筋肉など身体の外側は鍛えてキープしなくてはいけないし、
内臓は食べ物などに気を使っていたわってあげなくてはならない。

ガブガブと勢いよく飲んでいたお酒も、わたしの肝臓がだんだん処理できなくなって、脂肪肝になっちゃったんだろうし、うん、気持ち的には老けていないけど、身体は確実に老いているので、楽しい老後のためにこそ、健康でいないとね。

まだお若いみなさん、年寄りがなんで健康の話ばっかりするのかは、50歳近くで分かってきますよ。生暖かい目で見てあげましょう。

と、そんな感じでノンアル飲料が結構いけると知ったわたしは、ビール以外のノンアルもいろいろ試してみようと思っている。

また美味しいものを見つけたらレポしますのでお楽しみに!

ノンアルでも美味しい!ノンアルコールビール「ヴェリタス」はこちらから購入可能。値段も安いので試しにぜひ飲んでみて。

今日もお読みくださりありがとうございました!


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