マガジンのカバー画像

柊のしごと・かんがえごと

197
展示や仕事、日々の生活のなかで考えていることを書き留めておくためのマガジンです。
運営しているクリエイター

#詩

個展での演奏会のこと

2022年5月21日土曜日ににじ画廊で行われた、初夏の演奏会。 マトカさんとPaniyoloさんの演奏…

柊有花
2年前
21

個展についてすこし書きます

ラフを描こうとカフェに入ったのはいいが、鉛筆を忘れてしまったことに気がついた。あたたかい…

柊有花
2年前
38

東京/吉祥寺で個展を行います

個展のおしらせです。 柊有花個展「あなたに咲く庭」 5月12日(木)〜24日(火) 12:00〜20:00…

柊有花
2年前
24

個展「夜も川は流れている」と、次の個展のこと

SUNNY BOY BOOKSさんでの個展「夜も川は流れている」が無事に会期を終えました。思いがけない…

柊有花
2年前
17

詩集「夜も川は流れている」のこと

個展「夜も川は流れている」にあわせて14行の詩を書きました。 個展の作品は、それぞれのひと…

柊有花
2年前
24

2018年の言葉を掘り起こす

海開きの前の日、月が出た。 わたしはひざまでズボンをたくしあげ、寄せる波に足をひたした。…

柊有花
2年前
22

自分の言葉を贈る手紙セットを配布します

『花と言葉』のノベルティができました! 『花と言葉』を読まれたあなたが、今度はご自身の手で言葉を綴り、花とともに誰かに届けることができる、そんな手紙セットです。誰かから何かを受け取り、それをまた別の誰かへつないでいく、それはすばらしい絵を描くとか、そういう大げさなことでなく、ちょっとした言葉でいいと思うのです。ありがとうやあいしてると言葉には書かなくても、自分の心と同じ深さで気持ちを伝えられる方法はあると思うのです。 わたしは自分の作品を届けたあとのそのひとの人生にこそ興

事実はわたしの迷いを置いてどんどん先へ行ってしまう

仕事の合間に青山ブックセンターへ行く。お世話になっている書店員さんに会いたいなと思って直…

柊有花
2年前
26

海は永遠に広がり、その水面で希望を受け止めてくれる

今日は私信のような文章です。 昨日、想いがつのるのにまかせて書いた、この記事。 いつもと…

柊有花
3年前
26

ことりに

7年生きることりは 片栗粉のように白く 新雪のようなさわりごこち 21gのことりは 文鳥の標準…

柊有花
3年前
17

新しいZINEを作っています

「お話を聞いて絵と言葉にするシリーズ」をZINEにしようと作成中です。  ついに表紙が完成…

柊有花
3年前
12

個展の準備をはじめる

昨日、信頼できるとひとと話し、ゆるんだ気候に後押しされて、個展のイメージがかたちになって…

柊有花
4年前
2

湯に入る

会いたいと思うのはたいてい夜のことなので、いったん眠ると忘れてしまう。なみなみと湯をはっ…

柊有花
4年前
14

予感めいている

予感めいている 秋の、つんと抜けるような空 胸の奥までひといきで貫くような太陽の光 低くうなるベース音 陽を受けて散らしたあと、前髪の毛先に残る希望のつぶて 来なければよいと思った今日は来て、光あふれる明日につながる、慈悲は、ある、おそらく。 満員電車で押されても、仕事を辞めても、いとしいひとを失っても、わたしたちの尊厳は変わらずここにある アイデンティティと名づける前からある、手の中に握って生まれてきたものを思い出しながら わたしの代わりはいくらでもいるけれど わた