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【読書録】坂本龍馬と幕末について知りたいならこの漫画!わかりやすい!

こんばんわ。

今日ご紹介するのは漫画です。漫画はそんなに読む方ではないのですが、イメージしやすかったり、難しいことを簡単に伝えるという面ではすごいなと思います。

この本は、ある日突然、旦那が購入してきたことが読むきっかけでした。

坂本龍馬が生まれた時から、亡くなった後までわかりやすく描かれています。時代背景や、同じ時期に生きた方々についてもよく理解できますのでとってもおすすめ。


なんと、こちらの原作は武田鉄矢さん!

坂本龍馬の大ファンで有名な武田鉄矢さんが原作を作られています。やっぱり、熱意のある方が作っている本はすばらしいですよね。細部へのこだわりが感じられます😃

全12巻の大作です。1巻は、坂本龍馬が生まれるところからはじまり小さい頃の話が描かれています。時代背景や、当時の価値観がわかりやすい。

そして、12巻の最後には、もっと知りたい方のための情報がたくさん。

こちらも、武田鉄矢さんの愛情を感じます。

日本初の株式会社を作った男

坂本龍馬といえば、大政奉還のイメージの方が強いのかなと思いますが、それ以外にも数々の偉業を成し遂げています。

中でも、ぜひ見ていただきたいのが、日本初の株式会社(海援隊)を設立したシーン。

今は、会社員だと自己紹介してもびっくりされることはありません。
むしろ、武士ですって言ったらびっくりされますよね。笑

でも、当時は逆なんです。
坂本龍馬の会社に入ったというだけで、「お前は武士の心を捨てたのか?」と言われる始末!

商売に対しての地位が低く、株式会社という概念も常識ではありません。

私はこのシーンから考えることが多かったんですね。
今の常識は、幕末の時には非常識。つまり、今の常識が100年後の常識とは限らないということです。

常識やあたりまえというのは、変わっていくものですが、
常に本質を捉えて判断していきたいものだなと思います。

まさに、時代を変えた幕末の志士がしてきたことは、未来のビジョンを描き、ビジョンを判断の軸にしてきたということなのだと思います。

坂本龍馬以外の幕末の志士にも詳しくなれる

この漫画は、本当丁寧に描かれています。ですので、坂本龍馬以外の方にもとっても詳しくなれます。西郷隆盛、吉田松陰、岩崎弥太郎、ジョン万次郎、中岡慎太郎、武市半平太、後藤象二郎、勝海舟、高杉晋作、などなど。

土佐や江戸にも詳しくなりますし、長崎や京都にも詳しくなります。

幕末の歴史というのは、今の日本の政治にも大きく影響していますので、色々知識がつながっていくのも楽しいですよね。

漫画なので、少し誇張してある部分もありますが、まずは入門編として読んでいくのはとってもいいと私は思います。


是非、読んでみてくださいね〜。


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