【読書録】スタバのルーツがわかる本。長いけど読んで欲しい!「スターバックス成功物語」
この本を読んだのは、もうかれこれ10年以上前なのですが、結構ちゃんと内容を覚えている素敵な本です。きっかけは、上司からの勧めでした。
私が最初に入った会社は、本当に教育が素晴らしく、読書の習慣もこの会社でつけてもらいました。(正式には、教育体制がちゃんとあるのではなくて、人を育てる文化と人があるのです。)
当時、GWや夏休みといった長期の休みになると課題図書がでました。10冊ほど上司がピックアップしてくれた中から好きな本を選んで、A41枚にまとめて発表するというもの。また、その10冊のチョイスがとてもいいのです。
10名ほどいた同期が全員発表するので、1冊しか読んでいないのに10冊分の知識が得られます。そういう意味でもすごい仕組みです。
この、「スターバックス成功物語」は社会人最初のGWに読んだ本です。
●スタバの創業ストーリーがよくわかる本
スターバックスは創業者と、会社を大きくした人は別です。意外ですよね。今みなさんが飲んでいるようなコーヒーというのはイタリアが本場。卒業旅行でイタリアに行きましたが、朝に行きつけのバルでエスプレッソを飲んで出勤するという文化がカッコ良くて衝撃だったのを覚えています。
このイタリアで飲まれているコーヒーをアラビカ種といいます。
一方で、スタバができる前のアメリカでは主にロブスタ種と呼ばれるコーヒーを飲んでいました。ロブスタは、缶コーヒーに使われる種類で大味と言われています。
スターバックスの創業者は、イタリアのようなコーヒー文化をアメリカに広めたいとコツコツと豆を売っていた会社でした。当時はカフェではなく、あくまで試飲としてコーヒーを提供していたくらい。
このスタバに、コーヒー器具の卸として接点をもったのがハワードシュルツ。彼がスタバを大きくした人です。
この話からして、今のスタバからは想像もつかないですよね。飲食スペースを設けることにも、色々と反対を受け、1つ1つ変革を起こしていきます。
カフェラテ1つでも、様々な反対や意見があり、こだわってこだわって育ててきた会社であることが読み取れます。
創業期を知ると、スタバがフラペチーノを出すなんて、すごいことだと思いますよ。きっと😃
●スタバのこだわりを知って好きになります。
スタバのマークへのこだわり、メニューへのこだわり、カフェラテへのこだわり。1つ1つ、どちらかといえば創業期からの話が中心ですが、スタバの根本に流れてる価値観や文化がよくわかる本です。
スタバって、どのお店に行ってもサービスがいい。
お店の作り方も、1つ1つこだわっていて、快適です。
でも、このこだわりって、スキルやテクニックではなくて「文化」がちゃんとしているからだと思うんです😃
ディズニーにしても、スタバにしても。世界的で、優れたサービスの背景にはすごいこだわりがある。
今のスタバに注目した本は色々あると思いますが、創業期から知っていくのもいいと思います♪少し長い本ではありますが、ぜひお時間のあるときに1度読んでみてください〜。
スタバから離れられなくなりますよ。笑
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