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ふと思い出したこと

中学生まで読書が大好きで、朝読書の時間たった(15分ほどだが)に多いと2冊読み終わるくらい好きだった。

元々読む速度が早いと周りから言われるから早いのだろう。しかし私はじっくり読むことが出来ないのだ。「この本はいつもより内容を噛み締めて世界観に浸りながら読みたい」、たまにそういう本に出会っても一度に消化出来る文章が多くてただ内容を理解しただけで終わってしまう。とても悲しい

高校生になってからぱたりと本を読まなくなってしまった。読む時間がなかった。課題の多さと心の余裕のなさが招いたことであろう。あ、友達が出来たのは大きい。自分の好きなことが出来なくなる寂しさもあれば、今までひとりで過ごしていた時間を埋めてくれる友人達がいてくれる事の嬉しさもあった。

大学生になった。予想以上の授業の多さ。私は本のことを忘れかけていた。残念ながら全休はない。サークルに入ってからはそっちが忙しくなった。今の活動はとても楽しく充実しているから嬉しい。授業にサークルに…とバタバタと忙しい毎日は突如終わりを告げた。世の中の情勢と持病による休学で時間をもてますようになった。1日生きるのでも一苦労な日々が続いて、年が明けると少し心に余裕が出てきた。

そんな時に本の存在を思い出した。Amazonのほしい物リスト(自分用)に放り込んでた本を読むことにした。

内容は心理・精神系が多い気がする。心理学は元々学びたいと思っていたし、精神は今の自分にとても大きくかかわることだから。

数年読むことをしてなかったが、読む速度は衰えておらずすぐ読み終わってしまう。満たされない何かを感じ始めていた。

先日ふと、中学生の頃に書こうとしていた小説の設定を思い出した。あの頃は斬新な発想だと思っていたが、今考えるとそんなことはなくて、世の中に似たような状態は存在することを知った。

まだいろんな世界を知らなかった頃のあの新鮮な気持ちに戻りたい

世の中には知らない方がいいこともあると知った


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