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毎日、目まぐるしい忙しさで、気づけば寝落ち…という方にこそ、ぜひやっていただきたい寝る前の習慣。お布団の中で3分だけ、今、ここにいる自分を労わってあげる、そんな時間を持つことで、翌日のパフォーマンスの向上が期待できます。


1つめ。ヨガでいうチャイルドポーズ。ベッドの上で、正座をし、股関節から前に倒れて、おでこを布団につける。手は前に投げ出すと背筋が上下に伸びる感じ、後ろに投げ出すと背中が左右に広がる感じで、1日分の凝り固まった体が緩んでいく感じを味わえます。

2つめ。そのままお布団に入り、仰向けに寝たまま、目を閉じて、今度はヨガでいう合蹠のポーズのように、足の踵同士を合わせて、ゆったり重力に任せて、股関節を伸ばします。お布団の中で行っているので、腰への負担もなく、全身の血流もよくなるような感じで体が少しぽかぽかしてきます。

そして3つめ。ヨガでいう屍のポーズ。2つめのポーズの続きで、仰向けに寝たまま、目を閉じて行います。手は体の横の気持ちのよいところに置き、足は肩幅くらいに開く。ゆっくりおなかがふくらむくらい大きく腹式呼吸を繰り返します。何も思わず、何も考えず、ただただ呼吸に意識を向けていく…うちに気持ちの良い眠りに世界へと入っていけるかもしれません。

ちなみに、「ヨガのような」と書いているのは、正しいヨガのポーズをとるという意味では書いていないからです。ヨガは5年ほど習いましたが、本当に奥が深く、私などまったくヨガを語れるようなレベルの人間ではありません。ただヨガをしていて、自分にとってベストなもの、心地いいものを取り入れていった結果がこの3つ、それも寝る前、ベッドの中へといきついたということです。あくまでも自分軸、です。

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日々、忙しくて、自分のための時間がなかなか取れない、というだけで、心がざわざわイライラしてきませんか。

つい子供に「早く!早く!」とせかしてしまったり、どうでよいことで怒ってしまったり、仕事中、ふとため息が出てしまったり、あ~疲れたと心の中でつぶやいたりすることがあるかもしれませんね。

子どもは周りの大人のことをよく見ています。親がよい心の状態でいることは、子どもの心の安定へとつながり、結果、お子様を勇気づけることにつながっていきます。

『勇気づけ』とは、困難を克服する活力を与えること。『嫌われる勇気』で有名なアドラー心理学の考え方ですが、何か壁にぶつかっても、うまくいかないことがあっても、前へ向かって進んでいく、そんな心をもてたら素敵ですね。

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一流の子育てとは、どんなところでも、どんな時でも、自分で道を切り開きながら、生きていけるお子様を育てること。そのためには、親自身が心の安定を持つことが大切です。

1日の終わりに自分のための時間をたった3分。心も体もリセットされ、翌日、またエネルギーが満タンな状態でスタートできる、そんな3つの習慣、始めてみませんか。


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