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音楽があれば雨の日だってきっと悪くない。

ここ最近
お天道様が忙しい日々が続いていますね。

わたしの職場であるフォトスタジオでも
最近はよく台風の話題が出てきます。

いつも思うのですが
太平洋で発生する台風ってピンポイントで
日本ばかりを横断するイメージがありますよね。

島国だからなのか?
はたまた発生はしていても
日本に影響がないから知らないだけなのか?

きっとなんらかの理由があるとは思いますが。

職場でそんな会話をしていたら同僚が

「台風って日本大好きじゃん
だからって全国ツアーしなくてもいいのにね」

ボソッと一言。
その場にいた全員が笑ってしまいました。
ジャニーズオタクとK-POPオタクが揃うと
そんな会話しか出てきません。

いつかわたしの大好きなBTSも
ツアーでいつか日本に訪れていただき
嵐を巻き起こしに来てほしいものです。


(上手いこと言えました。お後がよろしいようで。)


いえ本題はここから。

夏の暑さに、夕立に、台風と
身も心も忙しい日々が続いていますが
同僚が言ったようにポジティブな言い換え方や
考え方って本当に大事だなと思うのです。

日本にはそんな素敵な言い換えが存在します。

例えば舞台演劇の業界では

舞台初日に雨が降ることを
「お客がふりこむ」とされ
縁起の良いものだと言われています。

また千秋楽に雨が降ると
「お客が終わることを惜しみ悲しんでいる」
と言われているのです。

また役者が厄年になることは
「役が付く」=「仕事が舞い込む」
とされ厄払いなどは行わない方が良いと
言われているのだそうです。

とっても素敵な考え方ですよね。

余談ですがわたしは
高校演劇をかじっていただけの
ただの舞台オタクです。

一発勝負の舞台演劇においては
何が起こるかどうかは時の運次第で
どんな逆境も味方につけなくてはなりません。

そんな演劇業界だからこその
考え方なのでしょうね。

こうやって話していたら
舞台を見に行きたくなって来ました・・・


雨と聞いて一つ思い出したことがあります。


わたしの祖母が天国に旅立つ日の朝のこと。

その日は朝から雨が降りました。

わたしたちの重く悲しい気持ちを表すかのように
降り止まない雨を眺めながら
身支度をしていた気がします。

それが祖母の葬儀が始まる1時間ほど前

降り続いていた雨がぴたりと止んで
青空が見えてきたのです。

ふと葬儀場の外に出ると
地面にできた水たまりに反射した青空が
とても綺麗でした。

会場にいた全員がそれに驚き

「優しいばあちゃんのことだから
雲を晴らしてくれたんだな」

誰かがそう言いました。

悲しみに暮れて俯いていた人たちが
ふと空を見上げて思わず笑っていたのを
今でも鮮明に思い起こされます。

そのおかげか祖母の葬儀はとても穏やかで
みんな思い出話をして微笑みながら
泣いていました。


雨の日はなぜか憂鬱になり
思い耽ってしまう時がありますよね。

思い起こされる記憶は
悲しい思い出や憂鬱な気持ちばかり。

でもそれも悪くないなと思うのです。

雨の日は何かとできないことが多くなりますが
晴れの日は活動的になれるので
自分の奥底にある憂鬱で悲しい記憶を
引っ張り出すこともないし
むしろ楽しい記憶で
どんどん蓋をしていってしまうと思うのです。

それも悪いことではありません。

でも蓋をしてしまったら
一生その悲しみに向き合えなくなってしまう。

雨の日はそんな心の底に沈んだ
憂鬱な感情を湧き上がらせてくれるのです。

だからこそ雨の日は悲しい気持ちになる。

でもそれで良いのです。

悲しみに向き合えたならそれで良いし
湧き出てきた悲しみを認められたならもっと良い。

きっと辛い気持ちになるでしょう。
なにも手に付かなくなるくらいに。

でもそんなときに
音楽が寄り添ってくれるのです。

綺麗事だと思うかもしれないけれど。

雨に纏わる楽曲ってたくさんありますよね。

これを見ているあなたにも
パッと思いつく楽曲はありましたか?

きっとそのどれもが優しいバラード。

それらは聴いている人の憂鬱を慰めるのではなくて
”そうだよね”って寄り添ってくれて
一緒に泣いてくれるのだと思うのです。

悲しみはきっと一生なくなることはありません。

でも悲しみを憎しみに変えてはいけない。

寄り添って受け止めて一緒に生きていくことが
最良の慰めであると思うのです。

楽しい気持ちはそのままに
悲しい気持ちも手放さず受け止められるよう
優しく寄り添うために
音楽は存在しているのではないのでしょうか。

きっと考えは人それぞれだとは思いますが
そんな雨の日の楽曲が奏でる
優しい音色と優しい言葉が
雨の日をちょっと良い日に変えてくれています。




最後にとっても余談を失礼いたします。
ここからはBTSファンである私の近況になります。

ARMYになって2年目のわたくしは
神に誓って一生ジンペンなのですが
テヒョンさんの写真集を見たときから
思っていたことが最近確信に変わりました。

それは彼の表現するものが
全部わたしの好みに刺さるし
すごく大好きなのだということ。

FESTAに投稿されたJazzを歌う動画も
いまだにずっと聴いているくらい大好きだし
それこそアルバムに収録されている
Rainy Daysもとても良かったですね。

もうなんか胸が締め付けられるくらい
とても魅力満載で・・・

ソロ活動が増えてからというもの
BTSのマンネ3人の底力をこれでもかと魅せられて
ぶっ倒れそうなくらいの供給量に
毎日衝撃を受けています。

ヒョンラインに関しては
そんなマンネとBTSという存在自体を支えて
あまり言葉にはしないけれど
大きな愛で包み込んでいるのがよくわかります。

本当に素敵な家族。
日々好きを更新し続けています。
きっと留まることはないでしょう。

SUGAさんのライブも無事に終えて
ジンさんとホビが元気であることも確認できて
ホッと一安心したと思ったら
休む間もなくテヒョンさんの供給に
すでに溺れかけておりますが
これからも私なりに
まったりと応援していけたらと思っています。


以上!最後に余談でした!!


由佳

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