言葉ノ花を咲かせましょう。
最近とても素敵な言葉に出会いました
とても綺麗で日本人らしい表現ですよね
私はこの「言葉」と「花」という言葉は
切っても切れない縁があると思っています
(なんだか、ややこしいですね・・・)
例えば「話に花が咲く」という表現
これは話していくうちに
そこからそれへと興味の湧く話題が出てきて
話が盛り上がるという意味があります
一輪の花がたくさん集まって
綺麗なお花畑ができあがるように
一つの話題から話が移ろうことを
「花が咲く」と表現するのは
とっても風情があって素敵な表現です
またお花にはそれぞれ
「花言葉」というものが付けられていますよね
お花を表現するためには
名前があれば充分なはずですが
あえてお花それぞれに「花言葉」があるのは
どうしてなんでしょう?
そう思って調べました(絶対信頼Google先生)
なんと花言葉の発祥はトルコ
文字や言葉でなく
“花に思いを託して恋人に送る”
という習慣から生まれたのだそうです
自分の気持ちを100%相手に伝えてしまうよりも
とても慎ましやかで日本風にいうなら風流ですよね
「月が綺麗ですね」
みたいなの私は嫌いじゃないです
私は小さい頃からお花が好きで
花言葉についてもよく調べるのですが
花言葉の由来を知れば知るほど
とても興味深いお話が出てきます
例えばラベンダーの花言葉は
『あなたを待っています』
この花言葉の由来となる
ヨーロッパのとある逸話が存在します
とてもロマンチックですよね
そういえば花言葉の由来となっている逸話に
ギリシャ神話がよく登場するのですが
花言葉の発祥がトルコと知って腑に落ちました
ほとんどのお話が神様に恋をして
お花に変えられてしまったというものが多くて
ちょっと切なくなりますが・・・
「花」は渡す人の思いをどれだけ込めても
受け取る人によって柔軟にニュアンスが変わるように
「言葉」もまた受け取る人によって
良くも悪くも受け取れるものです
そういう意味で「花」と「言葉」は
とても似ている存在ですよね
しかしこれは良い相乗効果になるときもあれば
そうでない時もあります
例えばSNSなどで失言をした投稿者を吊し上げて
批判をしている人をよく見かけるのですが
私はこれがどうにも腑に落ちないのです
「自分はそんなことしない」って自慢したいのか
ただ笑い話のネタにしたいだけなのか知りませんが
どにらにせよ胸糞悪いです
ふざけんな!と思います(口悪くてすみません)
それが本当に悪い発言だったとしても
妬みに受け取られる発言だったとしても
あなたがしている行為はイジメと同じで
集団リンチや通り魔のようなものでもあるんです
自覚はないでしょうけれど
だってあなたに痛みはないのですから
むしろ爽快でしょう?
中傷もイジメも犯罪と紙一重だというのに
まぁでも「ふざけんな!」
ってあなたに言ってる私も同類で
あなたにとっては涎が出るほど
格好の餌食でしょうけど
すみません・・・
珍しく苛立ちをそのまま綴ってしまいました
正論を言えば「偽善者だ」と言われ
批判をすれば「無慈悲だ」と言われる
人と人とが100%分かり合えることはないし
賛否両論あるのも当然ですが
それをわかっていても悲しい気持ちになります
それでも
シロツメクサを「雑草だ」という人もいれば
花冠にしてお洒落をする小さな子供たちもいるし
タンポポを踏みしめる人もいれば
綺麗な花だと足を止めて愛でる人もいます
お花は咲く場所を選べないけれど
根強く健気に息をして花を咲かせています
それを見てくれている人は必ずいるはず
なにより
人間はお花と違って
咲く場所を選ぶことができるでしょう
自分が最大限に根を伸ばし
言葉の花を咲かせられる場所を選べば良いのです
栄養を養える土と
茎を潤す水を与えてくれる場所に
タネを撒くべきです
ちなみにさっきの私の強い発言を
某SNSに載せたら炎上しそうですが
noterさんは寛大で温かい方が多いので
そんなことは起きません
だから私はここで言葉の花を咲かせています
これを読んでくださっている方も
どうか言葉の花を満開にできる場所で
のびのびと咲くことができますように
あ・・・
そういえば新しいマガジン始めました
エッセイ中心でこれまで綴ってきましたが
お試しでわたしの詩を載せています
ここで綴る内容はフィクション8割です
ほとんど私の実体験等ではございませんので
先入観をお持ちにならず
小説の1ページを捲るような感覚でご覧ください
ここまでご覧いただきありがとうございました𓂃 𓈒𓏸𑁍 いただいたサポートは今後の活動をより良いものにするための費用とさせていただきます。