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【旅日記その1】新潟の旅は、とにかく美味しかった。

私には悪いクセがあります。

そろそろ決着をつけなきゃって思いながら
ずーーっとダラダラ続けてしまっていることが
あるのです。

なんならそれが口癖になっていたりもして。

名前を付けるとするならば・・・


「いまダイエット中なんだよね症候群」


あぁ・・・自分で言ってて耳が痛い。


毎日鏡で自分の身体を見ては落ち込み
体重計に乗っては落ち込み

そういう時は決まって
チートに走ろうとする自分を羽交締めにし

はたまた少しでも体重が減った日は
「今日は食べても良いかな?」と
小さな悪魔が私に囁き

チートの道に走っていく私を見送ります。


そんなんプラマイゼロじゃん!!


しかし悪魔に取り憑かれた私には
そんな心の声は届きません。

私の肩に乗り「食べれば良いじゃん」と囁くのは
厄介な悪魔なのか天使なのか。

・・・・・

違いました。
鏡の前で少し凹んだお腹を見て浮かれる私です。



でも今回は新潟旅行のためにかなり我慢しました。

なぜなら旅先で美味しいものが
たくさんあるとわかっていたから。


いや・・・
それこそプラマイゼロじゃ・・・


(そう思った方、他でもない私もそう思っています)


現状維持というのも大変なんですよ?
そこは大目に見ていただきたい。


これはもう新潟に行く時点でしょうがないのです!

ちなみに皆さまは新潟の名産と言われて
どんなものを思い浮かべますか?

きっと大多数が思い浮かべるのは
「お米」ですよね。

お米でいうと「コシヒカリ」
私の大好きな日本酒であれば「八海山」など

あとは海が近いということもあり
海鮮も絶対に美味しいわけで

ちなみに海なし県の埼玉出身の私たちの楽しみは
海鮮丼をいただくことでした。

ないものねだりを原動力にやらせてもろてます。

こんなに美味しいものがあるのに
楽しまなきゃ損なのですよ。


というわけで前置きが長くなってしまいましたが
今回はそんな私たちの食い倒れ旅の様子を
お届けしていこうと思います!

旅先で撮影した写真盛りだくさんで
お届けいたしますので
ぜひお時間ございましたらお付き合いください。




上野から新潟まで新幹線で約2時間

お昼頃に新潟駅に到着しホテルに荷物を預け
まずは腹ごしらえ。

今回の旅で必ずいきたいと思っていたお店へ。


【とんかつ政ちゃん】

お座敷に通していただきました
豚汁とセットのタレカツ丼セット


新潟駅から徒歩10分足らずで着ける駅近のお店で
お腹を空かせた私たちにとって
とてもありがたかったです。

カツのサクサク感と甘しょっぱいタレが
たまらなく美味しい!

そしてお米の粒がしっかり立っていてツヤツヤ
美味しすぎてニヤニヤが止まりません・・・

タレカツ丼を食べて
やっと「新潟に来たな」と実感しました。

ちなみにこれは余談なのですが
友人の一言で「そういえばそうか」
と思った出来事がありまして

「え?カツ丼だけど卵とじじゃないんだね!」

正直私はそれを言われるまでは
なんら不思議に思っていなかったのです。

というのも私の地元である埼玉県秩父市では
「わらじカツ丼」というソウルフードがありまして

このカツ丼も政ちゃんで食べたものと同じように
卵は乗っていないんです。

むしろそれがカツ丼であると思って
幼少期を過ごしました。

なので、ごく自然に政ちゃんを受け入れましたし
なんなら懐かしさを感じて
ちょっと嬉しくなりましたが
友人からしたらそれが不思議だったようです。


ボリュームたっぷりなタレカツ丼に舌鼓を打ち
お腹いっぱいになった私たちの
次なる目的地はカフェ

・・・と行きたいところだったのですが
ここで旅行計画の詰めの甘さが
出てきてしまいました。

実は私たちが新潟に向かったのは水曜日

観光地あるあるなのですが
自営業の多い観光地って
水曜日定休が多いんですよね。

私の地元も観光地なのでわかっていたはずなのに
後になって気づくとは・・・

でもせっかくならば新潟っぽいカフェを探したい!

そう思って必死に探して見つけた場所が


【NIIGATA COFFEE DONYA BAY STANDARD】


新潟にある「鈴木コーヒー」さんが
手掛けるコーヒースタンドで

「みなとのマルシェピアBandai」
という生鮮食品のお店やご飯屋さんや
カフェが立ち並ぶ場所にあるお店です。


飲食ができるフリースペースが中心にありました
夕日がちょうど射してきて綺麗


新潟駅から徒歩20分ほど掛かる場所なのですが
タレカツ丼で腹9分目くらいまで満たされていた
私たちにはちょうどいい腹ごなしとなりました。


私は本日のおすすめブレンド・友人はコーヒーフロート


コーヒーの名前を忘れてしまったのですが
ほんのりハチミツの香りがする
さっぱりとしたコーヒーでした。

友人のコーヒーフロートに乗ったアイスクリームも
「美味しいから食べて!」と言われていただいたら
コーヒーの風味がしっかりしていて
美味しかったです。

私もそっちにすれば良かった・・・
と一瞬思ったくらい。

マルシェの裏には港があり
夕日を眺めながらまったりとコーヒーを味わい
海なし県民の私たちは
癒しをたくさんいただきました。


後ろ姿がかっこいい友人(※女性です)


ちなみにコーヒー好きな私は
新しい街に訪れたら必ずコーヒー豆をお迎えして
帰るようにしているのですが
今回はこちらのコーヒースタンドさんで
お迎えしました。



毎月スペシャリティーコーヒーの
New Cropのみを数量限定で販売しているそうで
私たちは11月1日に向かったので
ちょうど新しい豆が入荷したばかりでした。

New Cropとは収穫して1年以内の豆のことを指し
しかもスペシャリティーコーヒー
そしてロブスタ種の豆で
ワイニーナチュラルプロセスという
なかなか巡り会えないものなので
とても嬉しいです。

味の感想はこちらの記事で
お伝えしていますので
もしご興味ございましたらご覧ください。



コーヒーを美味しくいただき
新潟駅まで往復40分の道のりを歩き
お昼ご飯で膨れたお腹もすっかり落ち着いた頃
私たちが向かう先はこちら!


【ぽんしゅ館】


待ってましたー!!

今回の旅で一番行きたかった場所!

何年か前に新潟で利き酒ができる場所があると聞き
ずっとずっと行きたかったのです。

新潟駅内にあるぼんしゅ館は利き酒だけではなく
お土産屋さんやおにぎり屋さん
ご飯をいただきながら
お酒をいただけるスペースもあり
私たちは先にそちらのスペースで
軽くおつまみをいただくことにしました。


お土産屋さんの一角にあります(席は20席ほど)
私は越乃寒梅の純米吟醸 灑・マグロ盛り
タレカツの魅力に魅せられた友人はおつまみでも注文


注文をすると店員さんが日本酒の銘柄を紹介して
目の前でグラスに注いでくれるのですが
私の注文した越乃寒梅は
澄んだ青色の酒瓶がとても綺麗で
思わず友人も私も「綺麗」と声が漏れました・・・

新潟に来て最初の一杯は格別に美味しかったです。



そしてこの後は
お待ちかねの利き酒ができる場所へ!


【利き酒番所93】

銘柄がずらり
おすすめが書かれた黒板がありました
和らぎ水ありがたい(水も美味しかった)


カウンターで500円を払い
店員さんからコイン5枚とおちょこをいただいて
早速新たな日本酒との出会いの旅へ・・・

500円で最大5杯まで利酒を楽しむことができますが
ものによっては1杯で数枚コインが必要なものもあるので
吟味しながら銘柄を選びます。

私は最初の5枚で3杯試しましたが
なんだか物足りなくて
友人と折半で5枚のコインを追加し
全部で6杯の日本酒をいただきました。


ということで私がいただいた6つの銘柄をご紹介!


・ウイスキー樽で貯蔵した日本酒

まずはお土産屋さんで見かけて気になっていた
こちらの日本酒をいただきました。

想像をはるかに超えるウイスキーの香りと
濃くてガツンとくる味わい

一気に身体が温まりました。

実家の父さんはウイスキーが好きなので
これは絶対に好きだろうと思い
お土産で送りました。

父さんにLINEでずらりと並ぶ銘柄の写真を送ると
「なんだそこ!天国か!ずるい!」
と返ってきたのでお裾分けです。

いつか父さんも連れてきたいなぁ・・・


・越後鶴亀ワイン酵母仕込み

これまた変わりダネの日本酒。

想像以上にワインでした(語彙力どこ行ったよ)

香りもさることながら
日本酒とは思えないくらいのフルーティーさ

これはスルスル呑めてしまうし
気づいたら酔いが回っているパターンだな
と思いました。


・〆張鶴 越淡麗

店内にあるおすすめ一覧の黒板に
「超辛口!」と書いてあったので
試してみることに。

最初のウイスキーの味の印象が強すぎて
霞みましたがさっぱりとキレのある辛口でした。


・真野鶴 辛口

コーヒーでもそうなのですが
私は香りの良いものが好きなので
「ハーブのような爽やかさ」という紹介文に
惹かれて試すことにしました。

・・・正直なことを言うと
濃厚な味わいが好きな私からすると
スルスルと呑めてしまうこちらは
「ただの水」でした。

酒豪の人は”日本酒は水だ”とよく言いますが
わかる気がする。


・魔の鶴 ハロウィン限定酒

友人が一杯目に呑んで
「これはお酒感凄い!」と悶絶していたので
先ほどの”真野鶴”で物足りなかった私は
”魔の鶴”をいただくことに。

友人には申し訳ないけれど
これも私にとっては”水”と等しい。

たくさん呑めないくせに
強いお酒が好きな私には響きませんでした。

でも味はキリッとしていて美味かったです。


・本格辛口 越後おやじ

名前のインパクトで選びました。

”おやじ”と言うだけあって
ちょっとクセのある濃い味で
確かに本格辛口

個人的にはウイスキーのやつと同じくらい
好きな味わいでした。

人でも食べ物でもそうですが
ちょっとクセのあるくらいの方が
好きなんでしょうね、私は。

買って帰ろうと思いましたが
店頭に置いてなくてちょっと悲しくなりました。



といった感じで利き酒をいただき
ほろ酔いになった私たちは
ふわふわした足取りになりながらも
無事にホテルにチェックイン。

飲み足らないけれど
街の居酒屋に繰り出せるほど
元気がなかった私たちは

ホテルで荷解きをしたあと
【麒麟山】のワンカップでまた一杯やるのでした。


お互いにいろんな話をしながら気づけば深夜。

重たい足取りでお風呂を済ませ
泥のように眠るのでした。(どんな終わり方よ)




というわけで
新潟旅行1日目の様子をお届けいたしました。

新潟旅行1日目は美味しいものを
食べて、飲んで、呑んで、
最高に幸せな時間を過ごせました。

次回の記事では引き続き
旅行2日目の様子をお届けいたします。

ご興味ございましたら
またぜひ私の記事に遊びにいらしてください。

ではまた次回お会いしましょう!


花崎 由佳


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