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熱海産ヒノキプレートでフレンチ(69/1000)


三浦シェフとの出会い


1年以上前。あの有名なオーベルジュ「ひらまつ熱海」でお勤めの料理長の三浦シェフから、突然わたしに電話がかかってきた。

「フレンチ料理で使用するプレートを熱海産の木材でつくりたいんですが可能ですか?🪵🍽」と聞かれた。

「できるとおもいますが、一度お話しを
お聞かせください」
その当時、嬉しすぎて電話を切った後飛び跳ねて喜んだ。笑。

昔から、職人という方への憧れと尊敬があり。

でもまさかこんな形で一流シェフとのコラボが成立するなんて...と驚きも隠せなかった。


三浦シェフのお店『ル・プルースト ミウラ』


西熱海の別荘地にオープンされた隠れ家レストラン。この店名の意味は以下。

“ある香り”に出会った時、忘れかけていた懐かしい情景を思い出す事を、フランスの作家マルセル・プルーストの作品に因んで「プルースト現象」と呼ばれています。
慌ただしく過ぎる日々の中で、ふとした瞬間に甦る記憶と共にまた訪れたくなるような、One by Oneの隠れ家レストランでありたいという想いを込めて「ル・プルースト ミウラ」と名付けました。

地産地消の取り組み

三浦シェフは、地元の食材を使ったお料理を得意とされていらっしゃって。食材だけでなくプレートも地産地消で、と考えられたそうで。
さらに、プレートの一部は一緒に作りたいというご依頼であった。

その想いに共感した熱海キコリーズは、2種類のプレートをご提案。
そのうちの1つは最初から最後まで一緒に作ることにした。


三浦シェフによるDIYプロジェクト

計画書の中の「アミューズ用プレート」(のちに「最後のお菓子用のプレート」となるもの)は、三浦シェフと同僚の方と一緒に作らせていただいた。
森の中での間伐材を切り出すところから...
加工まで.... お仕事の合間を縫って加工作業に来てくださった。

木の持ち味を生かしたい

「素材そのままで、木の持ち味を生かしたい」という三浦シェフのご希望を形にすべく、ユニークな伐り出し方で、樹皮もうっすら残す形に。本当にステキになりました。


完成系はこちら!!


季節を感じられる間伐材プレート

もう1つは、季節を感じられるデザートプレートをメインプレートとして開発。

輪切りに溝を作り、カラス加工。
ガラスの下に四季折々のボタニカルを敷ける仕様に。


完成した間伐材プレートはコチラ!


念願のフレンチ、実食!

完成したプレートを体験しに。
先日やっと三浦シェフのフレンチレストランへお伺いすることができました。
ご近所マイフレンドのケイちゃんとケイちゃんママと。


ほんとうにうれしくって美味しくって
感動的な時間を過ごすことができました。

ありがとうございました!


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