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「やり抜く力」は「がんばる」とはちがう

「ものすごくがんばる」のは「やり抜く力」とはちがう

体癖たいへき以外のものにも目を向けてみようと、たまたまYouTubeでTEDのスピーチで話す、心理学者のアンジェラ・ダックワースさんを見ました。

ずいぶん有名な方なので、今さら?と思われる方もいるかと思いますが、今知ったことが必然だったのだろうと、ポジティブに考えようと思います笑

彼女の言う、「GRIT(やり抜く力)」に興味をひかれ、本を読んでみました。
いろいろな気づきがある中でひとつピックアップ。

人は、才能が達成に直結していると考えてしまう。
これは多くの研究結果から出ているのだそう。
でも、アンジェラさんたちの研究から、そうではなく

「才能×努力=スキル」があって「スキル×努力=達成」

と達成までには「努力」が2回あって、才能が達成や成功に直結するわけではない

こ、これは朗報すぎる!!

と、単純なわたしは小さいガッツポーズをしました。(電車の中だったので笑)

ここでの「才能」も、たぐいまれなる才能とか、稀有な才能とかではなく、誰しもが持っている個性とか資質に近いものとして使われています。

誰でも成功できる可能性がある

ということ。
なんてすばらしい理論。

しかも、この「努力」は「ものすごくがんばる」ということではない。
スーパーポジティブ思考になりなさいというわけでもない。

「明日もやりたい」と思える
失敗したり、うまくいかなくても、落ち込みながらでも「やりたい」が勝る

その気持ちが「やり抜く力」につながる

そういうマインドになるための研究結果がいろいろとつづられていました。
そのひとつに「自分を知る」「自分を認める」
それを導いてくれるメンターやコーチがいるとなおよし

体癖たいへきを知るというのはその第一歩につながるな、と点と点がつながった感じがしました。


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