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【読書会】1冊の本を通して、お互いの気づきや事例を交流して学び合う:その3


1冊の本を課題図書にして、指定された範囲について自分の学びをシェアするリアル読書会、3回目(最終回)を開催しました。


課題図書は
やさしくわかる!愛着障害(米澤好史著 ほんの森出版)



今回の範囲は、第3章でした。
あと、第3章がやや短いことと、最終回でもあるので全体を振り返ろうということで、一冊全部を振り返ってのシェアも予定していました。


もう、時間がいくらあってもいいくらいの会となりました。
本からの気づきや、自分の事例とそこからのシェアに、一同ふんふんと聞き入って、メモをする手が止まらない人も何人もいらっしゃいました。


愛着に問題を抱える子の対応って、どこの現場もほんとうに課題山積です。
課題は子どもや家庭、学校によって違うからだれにでも当てはまる単純な答えなんてなくて、それだけにみんな本当に日々格闘されていることがよくわかります。


このお悩みに若手とかベテランとか関係ないんですよね。
むしろベテランの方が、年々子どもたちが抱える問題が変わっていっていて、これまでのやり方では通用しないことを実感しています。


そんな中、年齢や地域を越えて、純粋に本を中心に考えていく場が作れたのはよかったなあと思った会でした。




■今日も楽しくてためになる時間をありがとうございました。
自分がしたことを話してみると整理されてきました。
ゆか先生が言っていたように、自分ができていることを自分で認めていくことも大事だなあと思いました。


■明日は、笑顔で過ごせそうです。
水曜日も笑顔ですごしたいけど怒っているかもです。
でも、怒っても変わらないんだったら、怒るのも無駄だなあと思いました。
何か次の一手を考えるチャンスととらえます。


■「できている所をみていく」それができず、年末はドツボにはまっていました。
先生が自分を認めていなかったら、周りの良い所ってなかなか見えてこないよなぁーと、子どもたちの4月からの成長に目を向けていこう!という気持ちになれました。
自分がポジティブになれる!この一言がまさに当てはまる温かい会でした。


■給食をストライキ、私もされたことあります。
あるある~と大共感でした。
B先生が
「へ~~!」と聞いてくださるので
ついつい調子にのってしゃべっちゃいました。
貴重な事例をありがとうございました!


■読書会があるからこそ、米澤先生の本と真剣に向き合う事ができました。
ちらっと読んで満足!買って満足!になってしまっている本がまだたくさんあるので、帰り道にA先生が教えてくださった、ちょっとでも良いから毎日読む習慣化、今日からやっていきます!!
今はマインドフルネスにも興味があります。


■A先生のアドバイスはいつも的確で、失敗を繰り返しながらも頑張ろうと思えたのも、本を読んで児童に向き合って、皆様に相談に乗っていただけるこの会を、心の支えにしてきたからこそです。ゆか先生、このような場を設けていただき、本当にありがとうございました!!
是非是非、継続を希望いたします。




この読書会は、本を読むだけでなく、そこからのシェアで事例もお話することになるので、毎月固定の少人数で行っています。
私たち自身がリラックスして、うれしい時間を過ごしたいので、スタートはおいしいランチタイムから(*´▽`*)


今回は、C先生が見つけてくださったすてきでレトロな洋食屋さんでおいしいランチをいただき、そこで自然発生的にお互いシェアタイム。
3回目なので、お互いの近況を聞いては、状況が前進していること、新たな問題なんかがわかるんですね。


その後これまた初の試み、レンタルルームで読書会でした。
なんだかおしゃれなお部屋で、これもテンション上がる時間でした(笑)


『やさしくわかる!愛着障害』の読書会としてはいったん終了。
次回からは課題図書を変えて、会を継続することになりました。


ほんとうに、来てくださるみなさんと、いつも冷静に豊富な事例から的確なアドバイスをしてくださるA先生に感謝です<m(__)m>




これまでの2回分の記事です(^^;)




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