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シゴトに、悩んでいるあなたへ。

noteを開いてくださってありがとうございます。
突然ですが、私は転職3回、休職2回、ニートを半年間経験しています。
シゴトに人一倍悩んできた経験から、とある「シゴト」にまつわるプロジェクトを今年の4月頃からあたためてきました。
色々な方々の協力のおかげでリリースできることになり、なぜこのプロジェクトを始めようと思ったのかをnoteに綴ろうと思います。

まず簡単な自己紹介を。
原田優香(はらだゆか)と言います。現在、28歳と1ヶ月です。
現在は個人事業主として、場づくりやイベント企画運営、ファシリテーター、大学のカリキュラム作り、プロジェクトマネジメント、社内研修、組織のコミュニケーション支援などのお仕事をさせてもらっています。26歳の時に独立しました。
仕事、大好きです。時間を忘れて没頭できちゃうタイプです。毎日色々な人とプロジェクトを進められる時間がとっても楽しいです。

ただ、そんな私にもシゴトがとてつもなく辛いだけの時期がありました。


新卒で、情熱を持って移住した先で、4ヶ月で挫折を経験。突如、自転車に乗れなくなる。

大学では災害ソーシャルワークを専攻し、被災地の復興とまちづくりの研究をしていました。大学の4年間は東北にいる時間ばかりを思い出します。

そんな私が新卒の就職先で選んだのは、宮城県石巻市への移住。
「ボランティアではなく、いち市民として被災地の役に立ちたい!」と意気込んで移住しました。

新卒で、京都府から宮城県石巻市に移住してきた子がいる、それだけで色々なところから注目されました。職場からの私への期待も当時はすごかったし、その期待に応えるべく毎日色々なことに挑戦しました。

就職して4ヶ月が経った頃。いつものように、自転車で職場に行こうとするものの、自転車にまたがったまま、動けない。職場に行かなきゃとわかっているのに、ペダルをこげないんです。
「どうしよう、職場に連絡しなきゃ。遅刻しちゃう。」
そんなことを頭の中で反芻し、1時間は経った気がします。
職場にその日は行けず、自分の部屋に戻りました。

なぜ、私はこの仕事をやっているんだろう。

それから、職場に行けなくなりました。
振り返ると、要因は様々だったと思います。
・初めての一人暮らし
・誰も知り合いがいない中での一からの関係性づくり
・慣れない仕事
・理想と現実のギャップ

でも、1番の理由は、
「なぜ、私はこの仕事をやっているんだろう」
「私は本当にこの仕事をやりたいのか?」

この問いの答えが、当時の自分には出せなかった。答えを出さなくてもシゴトはできたと思うのですが、私は答えが出ないまま割り切ってシゴトをする、それができませんでした。

大前提、いのちより大事なものはない。

ここから話を進める前に、ひとつだけ、先に言わせてください。
大前提、私はいのちより大事なものはないと思っています。
本当に辛くて、ご飯の味もしないとか、涙が止まらない状況だったら、私はその環境から離れた方が良いと思います。それは甘えなんかじゃなくて、あなたとその環境の相性が悪いだけ。身体と心に異常な反応が出るくらい相性が悪い場所や人に頑張って自分を合わせる必要はない。あなたとそのシゴトのパズルのピースが合わないだけです。

何より、あなたの身体と心が一番大切です。

身体と心が死んでしまっては、本当に何をするのも辛くなってしまいます。
だからこそ、私は自分自身のセルフケアの重要性を痛感しています。自分で自分の不調に気づいて、周りにヘルプを出せる力。周りが異変に気づいて、声をかけあえる環境も大切ですが、周囲の助けに頼るだけではなく、何より自分自身が一番自分を理解すること。最終的に自分を守ることができるのは、自分だけです。この部分も、シゴトとうまく付き合う為に必要なスキルだと考えていて、これから話すプロジェクトでは大切にしたいところ。

では、どうしたら悩みから抜け出せるのか。

いま、仕事が辛い、もしくはなぜこの仕事をやっているんだろう、と悩んでいる人がもしこのnoteを読んでくれているなら。
きっと抜け出す方法はいくつかあると思います。
①そもそも今の仕事を辞める
②休職してみる
③辛い気持ちを誰かに話してみる
④転職活動をする
⑤海外に行く(当時の私の選択。フィンランドとオランダに行きました)
⑥仕事の捉え方を変えてみる
⑦養老孟司に会いに行く(これくらいぶっ飛んでも良いかもw)
.
.
.

そう、こうやって書いてみると、方法はたくさんあるんです。
でも、本当に暗闇に落ちてしまった後って、これらの方法が全く思い浮かばなくなるんです。真っ暗な世界。自分の価値が全く感じられなくなる世界。
この世界は、本当に、とても苦しい。

だから私は、自分自身を這い上がれない悩みの海に落としてしまう前に、 自分自身や今いる環境を諦めてしまう前に、「今目の前で起きている問題には解決できる方法がたくさんある」ということを自分で導き出して、実践できる場を作りたい、と思ったのがこれからやるプロジェクトの理由です。



自分で納得して、舵を切って前に進める人を増やす。

これから私がこのプロジェクトを通じて目指したい世界。

今やっている(これからしようとしている)「シゴト」の時間が、これから先の自分の人生に繋がっているんだと、自分で納得して、舵を切って前に進める人を増やすこと。


当時、自転車に乗って職場に行けなかった私は、
「なぜ、私はこの仕事をやっているんだろう」
「私は本当にこの仕事をやりたいのか?」
という問いの答えの導き出し方がわからなかった。わからなかったから、一人で引きこもって悩んでいました。

でも、今の私が上記の問いにぶつかったとしたら、自分を納得させる言葉を自分の中に持ち合わせています。
だから、うまくいかないことがあっても、自分を奮い立たせることができる。
もちろん、楽しいことばかりじゃないし、自分の未熟さ故にうまくいかなくて悔しい思いをする日だってあります。
だけど、どうにか楽しくなるようにあれこれ工夫しながら、次の日には前を向こうと思う。


「シゴト」とうまく付き合っていくには、しなやかなレジリエンスと適切なマインドセットとセルフケア、そして目の前の問題を正しく解決する問題解決能力がとても大切だと思っています。

レジリエンスとは困難や脅威に直面している状況に対して、「うまく適応できる能力」「うまく適応していく過程」「適応した結果」を意味する。

マインドセットとは考え方や物事の見方の「癖」のようなものを意味する。

プロジェクト詳細について

ここからプロジェクトの詳細を。
「シゴトを、考える日。」というプロジェクトをはじめます。

まず、このプロジェクトは、私が日頃から働き方や生き方を尊敬している人たちに協力してもらって作りました。

私一人ではできなかった場であり、プロジェクト。快く承諾してくださったゲストの皆様、運営メンバー、デザイナーの友人には本当に心から感謝しています。

以下、読んでみて参加したい、と思った方はぜひ申し込みフォームから申し込みをして下さい。質問などあれば遠慮なく個別で連絡ください。

まずはここまで読んでいただいたこと、本当にありがとうございます。
共感してくれた人が一人でもいれば、一緒にこの世界を広げていく仲間として関わってもらえたら嬉しいです。
もちろん、参加者としても参加していただいても嬉しいです。

このnoteを読んでくれたあなたのシゴトが、今日よりも明日、少しでも前に進みますように、と心から願って。

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シゴトを、考える日。

「なんでこの仕事をやっているんだっけ?」
「仕事が楽しくないことはないんだけど.....」
「このまま流れに身を任せていて良いのかな....」

「「「自分はこのままでいいのだろうか。」」」

この問いは、誰もが向き合ったことのあるものなのかもしれない。
だからこそ、その問いに向かう旅路は、きっと誰かと共に解決していけるはず。

この場では、「働く」をより面白く、納得しながら前に進むための「考え方」を、
インプットとアウトプットを繰り返しながら実践していきます。

例えば、
今の仕事の「つまらなさ」の中に、心踊る「たのしさ」を見つけてみる。

例えば、
周囲からの意見の「捉え方」と「受け止め方」を工夫してみる。

例えば、
閉ざされた「悩む」を、開かれた「考える」に変えてみる。

1つの「事実」に対して、人の数だけ「真実」がある。
何を真実とすることが、あなたの「働く」を進化させてくれるのか。
一緒に「働く」の可能性を広げていきましょう。

あなたのご参加を、お待ちしています。


プログラム詳細:
※全てオンラインツールzoomで開催します。
第1回:7/6(水)20:00〜22:00
初回顔合わせ-参加者同士の安心安全と、関係性を育む-
参加者同士の顔合わせを実施します。お互いのことを知り、これからのゼミを安心して楽しめる関係性を作っていきます。


第2回:7/11(月) 19:00〜21:00 ゲスト会
-働く上で必要なセルフマネジメントとセルフケアとは?産業医の視点から学ぶ-
そもそも働く上で、自分の心身の状態が安定していることがとても大切です。心の健康と身体の健康についてインプットを実施し、自身の心身の健康を保ちながら働くために必要なことは何かを産業医の先生から、専門的に学びます。

株式会社メディカル・マジック・ジャパン代表取締役
平野井啓一氏
日本産業衛生学会指導医、労働衛生コンサルタント
SBS東芝ロジスティックス株式会社統括産業医
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会アンガーマネジメントコンサルタント
一般社団法人日本ほめる達人協会特別認定講師
関東地方を中心に嘱託産業医としてアマゾンジャパン、損保ジャパン等約20社と契約。心理的安全性を多くの企業に理解し、高めてもらう事がライフワーク。セルフケアセミナー、アンガーマネジメント研修、ほめる達人研修など講師としても幅広く活躍する。
インタビュー記事:https://sangyoui-navi.jp/blog/85

第3回:7/20(水)20:00〜22:00
-働く上で必要なレジリエンスと適切なマインドセットを学ぶ-
レジリエンスとは、困難や脅威に直面している状況に対して、うまく適応できる能力のこと、マインドセットとは、思い込みや価値観、信念など、人が無意識に抱えている思考のクセのことを言います。
「レジリエンス」と「マインドセット」が適切に身についているかどうかは、心身共に健全に働いていく上でとても重要になってきます。これらのスキルを学んだ後は、実際に実践してみます。
※課題ワークが出ます。

第4回:7/27(水)20:00〜22:00 振り返り&ゲスト会
-10%だけ自分らしい仕事にしてみる-
合同会社パチクリ代表取締役 北野貴大氏
大阪市立大学建築学科卒。JR西日本SC開発㈱入社。ルクア大阪を舞台に、妄想ショップやトキメキ事業部といった生活者の心を温めるプロジェクトを創設。2022年にキャリアブレイクを文化にする会社、合同会社パチクリを起業。
インタビュー記事:https://advanced.massmedian.co.jp/article/detail/id=6391

第5回:8/3(水)20:00〜22:00 
-現状を見つめ、レジリエンスを身につける-
第3回で出た課題について、取り組んだ内容、取り組んだ結果を全体で共有します。
取り組んでみて思ったこと、感じたこと、気づいたことを言語化していきます。
※課題ワークが出ます。

第6回:8/10(水)20:00〜22:00 ゲスト会
-答えの出ない「悩み」から抜け出すための思考プロセス-
株式会社SPEAC共同代表 / 東京R不動産ディレクター/林厚見氏
不動産セレクトサイト「東京R不動産」や、空間づくりのウェブショップ「toolbox」のマネジメントの他、建築 / 不動産 / 地域の再生・開発のプロデュースや、飲食・宿・広場などの運営を行う。東京大学建築学科、McKinsey & company、コロンビア大学建築大学院不動産科、不動産ディベロッパーを経て2004年より現職。共編著書に『東京R不動産2』『だから、僕らはこの働き方を選んだ』『toolbox家を編集するために』等。
インタビュー記事:https://greenz.jp/2014/05/16/hayashi_atsumi/

第7回:8/17(水)20:00〜22:00
-現状を見つめ、マインドセットを身につける-
第5回で出た課題について、取り組んだ内容、取り組んだ結果を全体で共有します。
取り組んでみて思ったこと、感じたこと、気づいたことを言語化していきます。

第8回:8/24(水)20:00〜22:00
-これからのネクストアクションを考える-
これまで学んできたことを言葉にし、発表する時間です。学びを言葉にするだけではなく、欲しい未来を掴むためのネクストアクションをそれぞれ考えていきます。

【定員】
社会人10名
学生5名
※定員に達次第、締め切らせていただきます。
【参加費】
社会人:33,000円(税込)
学生:24,000円(税込)
※分割支払いも可能です。お気軽に相談ください。
申し込みフォーム:https://forms.gle/EuHipM4LKyiH5aT17

申し込み締め切り:2022年6月30日(木)23:59


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