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<閑話休題>古代の宇宙人の遺跡紹介

 私は度々「古代の宇宙人」と称して、約二万年前から一万年前にかけて、地球にやってきた宇宙人のことに言及している。彼らは、未だ文明化されていなかった原始人類に文明を教示した他、原始人類に自分たちのDNAを移植して現生人類に進化させたと見られている。

 それらの証拠は、数々の先史時代の壁画や古代遺跡、さらに神話・聖書のなかに記録されている。その中で、目に見える証拠として今も残る代表的な古代遺跡を紹介したい。これらの古代遺跡は、考古学者の見積もりよりはるかに古い約一万年前に作られたのが真相であり、また当時の新石器時代の原始人類にはとうてい不可能な建築方法で作られている。

 なお、こうした諸説を「疑似科学」と称して、かつてのUFO現象同様に見下す論評が未だにある。しかし、疑似科学と決めつけるだけの論理的証拠は何もない上に、こうした遺跡に関する適切な解釈は未だ存在しておらず、考古学者たちは「不明」としたままである。そもそも真相がわからないことに対する仮説を一方的に疑似科学と決めつけることは、かつて地動説を天動説に反するものとして弾圧した宗教裁判と同列の思考方法である。そして、つい最近までは子供だましの「空想の産物」とされたUFOについて、現在はNASAやアメリカ政府(国防総省)も公式に認める対象になっている他、スマートフォンの世界的普及のおかげで、連日世界中からUFO画像・動画が投稿されている(もちろん、その中にはフェイクもあるが、そうしたことを差し引いたうえで残るものが多数ある)。

 ということで、古代に宇宙人が地球に来て、人類の文明発祥を促進したという説も、UFO同様に常識とされるようになるだろう。そしてここでは、古代の宇宙人が残した遺跡の中から代表的なものを以下に紹介したい。どれも、古代の宇宙人説以外には、説明のつかない驚異的な遺跡ばかりである。


1.ナスカの地上絵

 当時の地上での生活にしばられていた、また近くに地上風景が見られる高所がない場所で生活していた人々が、なぜ上空からしか見えないものを作ったのか?その理由は、(1)自分たちが空を浮遊した、(2)空から見る人々(宇宙人)に見せるための二点しかない。そして、(1)はとうてい想定できないため、答えは自ずと(2)になる。そして、明らかに宇宙人としか見えない地上絵があることを、どうやって説明するのだろうか?当時の人々の空想・想像と一蹴することは暴論でしかない。

2.プマプンク

 ボリビアにあるこの古代遺跡は、まるでレーザー光線でしか切れない直角と直線を持った巨石で作られている。新石器時代の古代人が、巨石を動かすこと自体至難の技なのに、現代でさえレーザー光線を使用しなければ切れない巨石の直角と直線の建造物を残すことができたのは、宇宙人以外にあり得ないだろう。なお、この遺跡は宇宙人のなんらかの基地だったのではないかと見られている。

3.ピラミッド

 ピラミッドは、エジプトや中南米の他、実は世界各地にあると見られている。中国の秦の始皇帝陵とされている三角錐の山も、実はピラミッドだったと言われているが、中国政府が調査を拒んでいるため未確認となっている。エジプトのピラミッドについては、英国の御用学者によって、偶然に近くで見つかったクフ王とみられる小さな像を根拠にして、ピラミッドは王の墓と報告したことが、現在では大きな誤りであったとの学説が主流になっている。

 エジプトのピラミッドが王墓でない証拠としては、盗掘にあったためとはいえ、ピラミッドからは王墓に関するものが見つかっていないことが挙げられる。またエジプトの王墓は、王家の墓に見られるように、盗掘を避けるため地下に作るのが当然であったので、わざわざ盗掘の対象になるような目立つピラミッドを王墓にする理由がない。従ってピラミッドは、墓ではなく別の目的を持った建造物だったと見るのが自然だろう。また、ピラミッドの東西南北にぴったりと合った極めて正確な正四角形は、現在でも容易に建築できるものではないので、例え青銅器時代に作られたとしても、当時の技術ではとうてい不可能なものだ。

 実は、ピラミッドは考古学者が推定した年代よりも古い約1万年前の新石器時代に作られたものであり、これを作ったのは古代の宇宙人だったのだ。宇宙人だからこそ、現代建築でも容易に建てられないピラミッドを簡単に作り上げられたのだ。そしてその建築目的は、地球上にあるパワースポット(スピリチャルではなく、電気エネルギー供給という意味)の供給所であったと推定されている。

4.ストーンヘンジ

 イギリスにあるケルト時代のドルイド僧に関連づけられているこの巨石は、現代でも容易に作れない巨大施設である。それを古代人が作ったとはとても想像できない上に、同じような巨石遺跡が世界中にあることと併せて考察すれば、宇宙人が作った施設であると見なすしかない。

 なお、その建築目的としては、(1)太陽の動きを観測する施設、(2)ドルイドの宗教行事を行う場所、などが挙げられているが、円環という形状からは、UFOの離着陸施設であったと推測される。

5.ギョベクリテベ

 これまで、世界史の教科書の中では、世界の文明発祥は紀元前三千年頃のメソポタミアから始まったとされているが、その理由は発掘された遺跡の最古のものが、メソポタミアだったからであり、そこに確定的な証拠はなにもない。そして、21世紀に入ってから、メソポタミアよりはるかに古い、トルコのギョベクリテベという約一万年前の古代遺跡が発見され、人類の歴史は書き直されることになった。

 この古代遺跡でもっとも驚くべきものは、当時の新石器時代の人間にはまったく不可能なことである、巨石を四角に切り、さらにそれを高く積み上げて、円環(螺旋・迷宮)を作っていたことだ。それはストーンヘンジなどの巨石遺跡と共通するだけでなく、その巨石に刻まれた線刻絵画には、地球上の生物とは思えないものが多く刻まれている。それを単純に古代人が想像したものと安易に決めつけることは無謀だろう。古代人は現代人と異なって、わざわざ想像力を働かせることはせずに、身近に見たものをそのままそこに写し取ったのだ。従って、ギョベクリテベの巨石に描かれたものは、古代に地球にやってきた宇宙人の姿であったとしても何ら不思議ではない。

6.ナンマトル

 ミクロネシアにある小さな島であるナンマトルには、約一万年前に作られたと見られる巨石による壁が残っている。それらはまるでログハウスの木材のように、巨石を交互に高く積み上げており、マングローブの中に浮かぶ城のような景観となっている。

 現地人の話では、これらの遺跡を作ったのは神々とされているが、古代人の技術ではとうてい不可能な、巨石を鉄筋のように細長く切って長距離を移動させ、さらにログハウスのように交互に正確に積み上げる作業は、宇宙人しかできないものだ。そして、この作業を行った宇宙人を、現地人は天空から降臨した神々と見なしたのだ。

 なお、宇宙人がなぜ太平洋の小島に要塞のようなものを作ったのかと言えば、それは大陸などの人が多く住むところから遠くはなれた、人跡未踏の地に安全な基地を作ったというのが論理的な結論だろう。

 一方、約一万年前に宇宙人が地球にやってきて、巨石建造物だけを作ったのではない。彼らは自らのDNAを原始人類に注入し、その後現在までに至る人類の文明を進化させる実験を行っている。しかし、そうして人類を進化させた結果は、大規模な世界戦争と核兵器の開発、さらに原子力利用の不安定さという結果につながっている。本来なら、こうした結果を「失敗」としてリセット=大洪水でやりなおすのが過去の地球の歴史だったが、そうしたことを許されないほど人類は進化・拡大しているため、宇宙人たちは、これまで同様のリセットボタンを押すことを躊躇しているように見える。

 しかし、そうした一方で、ニーチェが「超人=スーパーマン」と称した、次の世代に進化する人類が徐々に地球に出現しているのではないだろうか。21世紀に入ってからの、世界で発生する様々なニュースを見ていると、一万年前に続く次の「世代交代」あるいは「DNA改造」が、今静かに進行しているのではないかと思えてくる。そこで、我々が反省すべきことは、クロマニヨン人にバトンタッチしたネアンデルタール人の如く、我々「旧人」は「新人=超人=スーパーマン」たちに、しっかりとバトンタッチできているかということになるのだろう。

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