#エッセイ部門
徒然ゆうじ 「ねずみ…のこと」
某月某日
顔も思い出せない友人から電話がある。
友「元気?」
私「うむ」
友「久しぶりに顔見たいなあ~」
私「ほう」
友「今から会える?」
私「もちろん」
友「いい話があるんだ。ビジネスの…」
私「……」
そぞろに身支度。
とぼとぼと店に到着。
目が合ったのに無視されつつ、友(?)に声をかける。
私「来たよ」
友(?)「なつかしいな~」
私「だろうな」
友(?)「で、話なんだけど…」
イ
徒然ゆうじ 「スーツのこと」
某月某日
思い立って スーツを買いに行く。
適当な店に入り、ぶらぶらと物色。
呼んでもないのに店員があらわれ
聞いてもないのに説明をはじめる。
ふんふんと流していると、いつのまにか試着することに。
……小さくないか?これ。
私「なんか きついんですけど」
店「そんなことないでしょ。肩もきちんと乗ってるし、着丈も…」
店員、自信満々の笑み。
そうかなぁと思いつつ、ん万