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子どもたちにとって掃除の時間とは?
みなさん こんにちは。3本目の投稿です。
前回の投稿に「いいね」を頂けて、こんな文才のかけらもない稚拙な文章でも見てくださる人がいて、とても嬉しいです(笑)
今回は【子どもにとって掃除の時間とは】について書いていこうと思います。
最初に、、、
みなさんは子どものころ掃除をきちんとするタイプでしたか?
【真面目に頑張る子】
【上手にさぼる子】
【掃除場所によっては頑張ったり、頑張れなかったりする子】
【日によってやる気があったり、なかったりする子】
掃除は、子どもの個性がそれぞれはっきりと表れる気がしますね。
ちなみに子どもの頃の僕は
【上手にさぼる子】+【掃除場所によっては(以下略)】でした(笑)
掃除って正直めんどくさいですよね・・・(笑)
大人になった今でもシンクに置かれた使用済みの食器や、洗濯前の溜まった服を見て見ぬふりしてしまう時がよくあります。
そう考えると、遊びたい盛りの子どもたちが
掃除は【面倒くさいもの、やりたくないもの】と思ってしまう気持ちはよくわかります。
僕の学童では異学年でグループを作り、週に3日(月、水、金)掃除をしています。
ほうきでほこりやゴミを掃いて、雑巾で床を拭いて、
時々窓を拭いたり、本棚の整理したり。
これだけです(笑)
いたってシンプルです。
子どもの掃除に対する意欲をグーンと高められるような画期的な掃除方法やアイテムなどは全くありません(笑)
でも、子どもたちは大きなトラブルも喧嘩もなく、みんなで協力して掃除をしています。(日によっては僕みたいな上手くさぼる子もいます(笑))
掃除の時間だよ~と声かけするだけで、みんな集合して各グループに分かれて掃除を始めます。
僕は毎日感心しっぱなしです。自分が子どもの頃なら間違いなくさぼって先生に注意されていたと思います(笑)
もちろん子どもたちが素直で良い子だから、掃除がスムーズにできているんだと思います。8割方それが大きな要因でしょう。
それでは残りの2割の要因は何か?
僕たち支援員は掃除を始める前に、子どもたちにある声かけをします。
「(掃除を)仲良く、楽しく話し合いながらやろうね。」
僕は、この声かけを【魔法の言葉】だと思っています。
前述したとおり、掃除って面倒くさいですよね。
そんな面倒くさい掃除なら、せめて仲良く楽しく、相談しながら時には雑談しながらやりたいと思いませんか?
ところで、掃除をする意味について簡単に挙げてみると
おやつのクズや髪の毛で汚れてた机や床がきれいになる。
きれいにするとすっきりした気持ちになる。
心が洗われる。←達人の域ですね(笑)
こんな感じですかね。
でも、僕は子どもにとって掃除をする意味で一番大切なのは
【他者と共にコミュニケーション能力を養う場】
これに尽きるのではないかと思うのです。
よく学校や学童などの教育現場では
チリ1つないくらい徹底的にきれいにしましょう。喋らず集中して黙々と掃除しましょう。
上記のような目標をたてている所がありますね。
確かに一理あります。掃除は上手にできたほうがいいし、集中力を高めたい気持ちもわかります。
でも、少し考えてみてください。
よく見かける町内会の【〇〇町クリーン大作戦】で集まった大人たちは、徹底的に黙々と集中して掃除をしていますか?
たいてい、ゴミ袋と火ばさみを持って、クリーン大作戦あとの、飲み会について冗談交じりに話し合いながら楽しく掃除をしていないでしょうか。
掃除とは、仲良く楽しく話し合いながらする位がちょうどいいのだと思います。
それは子どもも大人も一緒です。
子どもたちが掃除の役割を相談しあったり、肩を並べて雑巾競争をしたりする姿はとても見てて気持ちがいいものです。
時には話し合いが言い合いになったり、喧嘩につながったりすることもあります。
もちろん、その時は支援員が間に入り話を聞いたり、注意したりする時はあります。
でも、そんな経験を通して子どもたちが自分の個性、得意なこと不得意なことを共有しあい、助け合い、認め合い、互いを思いあう力を培うことができるのではないでしょうか。
今日ある一人の男の子が階段を掃除している中、
キレイに掃除してくれてありがとうと言った僕に向かって、言いました。
「だって僕が階段をキレイにすると、みんなが喜ぶでしょう。」
こんな場面に出くわせた僕は幸せ者だとおもいます。
だから、これからも僕は言い続けます。
「仲良く、楽しく話し合いながらやろうね。」
今日はここまで。ありがとうございました。
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