疲れ知らずの体になりたいなら、低糖質食で、ケトン人になろう!!!

　私は、低糖質食を始めて、来年5年目に入ります。
ケトン人とは、自分の体の細胞のエネルギーをブドウ糖ではなく、ケトン体
（βーヒドロキシ酪酸）で得ている人間のことを言うのです。

　人間の体の細胞は、一部の細胞（精子、赤血球、網膜の細胞）は、ブドウ糖しか燃料にできませんが、その他の細胞は、脳を含め、ブドウ糖とケトン体のハイブリッドでエネルギーを得ています。

　ミトコンドリアというハイブリッドエンジンで、細胞は機能しているのですが、現代人は、主に、糖質過多の食事をして、ブドウ糖だけで、エネルギーをを得ているために、体に多くの不調を抱えています。

　人間の脳が大きくなった原因を調べているときに、農業が始まる前の古代人は、炭水化物（糖質）などは、ほとんど取っておらず、脂質で生きているということに気づいたのです。炭水化物を積極的に取り始めたのが、１万３０００年ぐらい前で、私たちの祖先は、６６９万年間、脂質主体の食事をしていました。特に現代人は、炭水化物（糖質）を６０％も取る食事をバランスの良い食事などと、根拠もないのに、糖質過多の食事をしているのです。つまり、細胞のエネルギーで、ケトン体を利用していないのです。
言い換えれば、ハイブリッド車なのに、モーターが壊れ、ガソリンだけで動いているようなものなのです。これでは、ハイブリッド車の意味がありません。

　ミトコンドリアエンジンを有効に機能させるには、炭水化物（糖質）を断つ必要があります。ミトコンドリアでは、ブドウ糖とケトン体を同時に利用することができないからです。必要な糖質は、食べなくても体の中で、糖新生という機能を使って脂質やタンパク質から作り出すことができます。

ケトン人の食事は、野菜、少量の果物、タンパク質（肉、魚、卵、豆類）を取り、炭水化物は、ほとんど取りません。

ケトン人は、炭水化物（糖質）を避けてほとんど取りません。古代人になるのです。

　しかし、エネルギー源が、脂質なので、油にはこだわりがあります。
EPA　DHA（オメガ３脂肪酸）をサプリメントで取ります。
炎症性の植物油（オメガ６脂肪酸）は、意識して取ることはありません。
その代わり、エクストラバージンオリーブオイル(オメガ９）
エクストラバージンココナッツオイル、MCTオイル（中鎖脂肪酸オイル）を取ります。
他の国で禁止されているトランス脂肪酸（マーガリン、ショートニング）は、禁忌です。

ケトン人になって変化が起こること
１）体重が適正体重に落ち着く。少なくとも肥満では，なくなった。
２）brain fog(脳のもやもや）がとれ、頭の回転が速くなり、記憶力が増す。
３）睡眠が短時間（５－６時間）になり、深睡眠のためか、夢を見なくなる
４）髪の毛が生えてくる。顔のシミが消える。
５）見かけが、若くなる。血流が良くなるためか、朝立ちが始まる。
６）乳酸が溜まりにくくなるためか、肩こりがなくなり疲れにくくなる。
７）爪が生えるのが早くなる。
８）血糖値の変動が少なくなるためか、イライラしたり不安にならない。
９）集中力が高まる。
１０）脂質のほうが、エネルギー効率が良いためか、体温が高くなる。
１１）空腹を感じなくなり、１日１食でも疲れず仕事に打ち込める。
１２）鼻づまりがなくなり、鼻呼吸がとても楽になる。
１３）血液検査で、異常を指摘されることがなくなる。
１４）加齢臭や体臭が消え、足のにおいも気にならなくなる。
私は、ケトン人になり、自分で実感できるほど調子がいいのです。
この状態を言葉で表現することは、できません。感じてほしいのです。
　※以上は、あくまで個人的見解で、私に起きた変化を書いています。

※　低糖質食は、インスリンを増やして血糖を下げる治療をされている方は、しないでください。低血糖を起こして死亡する可能性があるからです。
あくまで、肥満や生活習慣病の予防としてお勧めしています。