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追いかけても追いかけても

お休みの方もお仕事の方もお疲れ様です***
今日は「お金を稼ぎたい」という気持ちについて書きたいと思います。

中学校から都内の私立女子中高一貫校に進学した私は、12歳にして多くのカルチャーショックを受けることになった。小学生までは田舎の小さな世界の中でどの面でも割と1番になれていたのに、都内の学校に入学したら、私より頭も良くて運動もできて容姿も優れている人たちがたくさんいた。
私の勝てる面なんてなにひとつなく、内向的で自己表現も苦手な私は、外向的で明るい同級生を見て心の中で嫉妬心と自己卑下感を育てていた。

その中でも特に衝撃だったのは経済面だった。同級生には、社長の娘も少なくなかった。自動車レンタル会社の社長、有名メーカーの社長etc そういう経済環境がひどく輝いて見えた。
社長の娘は勝ち組で、社長の娘ではない私は負け組だと。そんな想いをずっと心に刻んでいたんだろう。最近、「お金を稼ぎたい」という気持ちを自分が持っていることに気がついた。

働く上で、金銭は自分の重要視する面ではないとずっと思っていた。金銭よりも、働く環境ややりがいの方が大事だと思ってきた。でも、本当は「お金を稼ぎたい」。「お金を稼ぎたい」と思ってる。お金を稼ぐことはあまり良くないことだと成長する中で思い込んでいたのだろうか。お金を稼ぐ人は汚い人だと思い込んできたのだろうか。

うん、そうだと思う。だからこそ、「お金を稼ぎたい」という自分の気持ちをいまこの瞬間も認めきれないでいる。

でも本心では「お金を稼ぎたい」のだ。ここからは本心を書く。私はお金をいただく側じゃなくてお金を与える側になりたい。下側ではなく上側の人間になりたい。そして誰かを助けたい。それが本心だ。

雇われの身のいまだけど、まだ本心すら認めきれてないけど。まずは本心を認めようとすることからはじめる。

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今日もありがとうございます。

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