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(超ショート小説)あの頃の君にまた

高校の校門を出ると白い犬が尻尾を振っていた。あたしは屈んで犬に言う。「おかえり」。5歳の頃親が捨てた君を車から泣いて見送ったよ。あの時の姿の君にまた会えたね。もう触れることもできない君に、また。

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