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癌は鎧~体調が悪い時にやってみること

私はホリスティックヒーリングもさせて頂いているのですが、体調を崩されている方もよくいらして下さいます。
そんな時に感じることは、「病は気から」って本当だよねということです。


ちなみにホリスティック(Holistic)とは、全体・バランス・繋がり・関連などと訳されます。医学やヒーリングの分野では、体だけではなく、目に見えない心や霊性まで含めた<Body-Mind-Spirit>のつながりや環境まで含めて健康を考えます。ちなみにヒーリング(healing)の語源はWhole(全体)で、だから全体性を取り戻すということが大事なのですね。



例えば癌。私がスピリチュアルな視点で感じてみると、自分を攻撃するくらいトゲトゲした姿になっちゃって、一見、困った子ちゃんに見えるのだけど、そのトゲトゲした細胞の中に、その人の大切な気持ちを隠していることが良くあります。ホリスティックな世界では癌は怒りと言われることが良くありますし、確かにそういう面もあるのですが、それよりも悲しみや寂しさ、絶望感、どうしていいかわからないような気持ちを感じることも良くあります。それらの感情は自分に対してだったり、他人に対してだったり、その人によって、あるいはその時によっていろいろだけど、「表現されなかった」という点では同じ。



表現されなかった大切な気持ちが凝り固まって、最終的には自分を攻撃するようになる。特に中途半端にスピをやっている人やファッションでスピをやっている人は、怒りや悲しみや、そういったネガティブな感情を否定するけど、人間なのだから時にそういったネガティブな感情を感じるのは当たり前で、その時にそれをどう捉えて、どうするかというところで、人間性とか霊性が問われるだけの話で、そのネガティブな感情をプロセスするということに、私たちの成長の種があるのよね。



ネガティブな感情を感じている自分も、それを言えなかった自分のことも責めたりせずに、自分の本当の声を丁寧に聞いてあげてほしいなと思います。特に体調が悪い時には。



日本人の健康志向もある意味では異常で、病気になるのはダメなことだ!みたいな縛りがなければ、コロナの時もあんなに混乱することはなかったのではないかな。人間なのだから病気になることもある。それは悪いことでもないし、負けでもない。むしろたまには熱を出したりして、体の中のウイルスとかを一掃しておけば、大病にならずにすむかもしれませんし。そして「病気になるのは悪いことだ!」という風潮が蔓延している割に、では普段から健康に気をつかっているのか?と言えば、そんなこともないわけで。この矛盾が人間らしくて愛おしいけど笑。




「病気になるのはダメなことで悪いことだから、早く治さなくちゃ!」と言って、安易な治療に走るのではなく、どうしてそうなったのか?あなたの体はあなたに何を訴えているのか?ということを丁寧に聞いてあげて下さい。西洋医学を否定はしませんし、それが必要なこともあるけど、例えば薬を飲んで治したと思っても、それは一時的に症状が消えただけで、根本的には解決していないから、また別な不調が現れますよね。



ヒーリングしながら、その方の体の声を聞いてお伝えすると、「あ!」と思い当たることも多くて、その後、快方に向かわれることも良くあります。今まで着ていた重い鎧には、役割を果たしてくれたことに、そしてあなた自身を守ってくれたことに感謝して、そして手放して。病は気から。病は信念(あなたが世界や自分をどう定義しているかということ)から。




あなたが病気になったのは偶然ではありません。それには意味があります。たとえば「冬なんだから風邪ぐらいひくでしょ」というのはもっともですが、でも風邪をひかない人もいますし、今、(風邪を)ひかない人もいますし、「なぜあなたが?なぜ今?」ということが大事。もちろんあなたが悪いわけではありませんが、でも、そこには気づくべき何かがあり、メッセージがあります。自分を責めるのではなく、自分に優しく、愛をもって、丁寧に。病気になるまで頑張った自分を抱きしめるように。そして凝り固まったトゲトゲ細胞たちを光で包むように、自分に聞いてみましょう。
「私の本当の気持ちは?」
そしてそれを大切にしてください。

これも「自分を知り、大切にする」という大切なプロセスです。どうしても自分の声が聴きづらいという方はお手伝いしますので、お声かけ下さいね



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