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SDGs達成度ランキング!日本、世界18位に上昇

ゆいまーる広報部です。

本日は最近のSDGsの動向について記事で綴ります。

Sustainable Development Report 2024年版が発表されました。
日本のSDGs達成度は167カ国中18位で、過去最低順位だった前年(166カ国中21位)から3ランク上がりました。
しかし、17の目標のうちジェンダー平等や気候変動対策など5つの目標が前年に続いて「最低評価」でした。
日本としてランクは上がりましたが、まだまだSDGsを意識していく必要はあります。

【中見出し①】4年連続1位はフィンランド

国連や研究機関などの統計資料をもとに、各国のSDGsの取り組みを100点満点で点数化したSDGs達成度(SDG Index)を公表し、ランキングにしています。

2024年版のランキング1位はフィンランド(86.4)で、前年(86.8)からスコアを下げたものの4年連続のトップ。
2位はスウェーデン(85.7)、3位はデンマーク(85.0)、4位はドイツ(83.4)、5位はフランス(82.8)と続き、4位のドイツまでは前年と同じ顔ぶれでした。
24位のオランダ(79.2)までは、18位の日本(79.9)を除いて欧州の国々が占め、前年からの順位とスコアの変動は小幅でした。米国は46位(74.4)、中国は68位(70.9)でした。

(出典:https://www.unsdsn.org/resources/the-sustainable-development-report-2024/

上位国と主な国のSDGs達成度(かっこ内は前年の順位とスコア)
1 フィンランド 86.4(1、86.8)
2 スウェーデン 85.7(2、86.0)
3 デンマーク 85.0(3、85.7)
4 ドイツ 83.4(4、83.4)
5 フランス 82.8(6、82.0)
6 オーストリア 82.5(5、82.3)
7 ノルウェー 82.2(7、82.0)
8 クロアチア 82.2(12、81.5)
9 英国 82.2(11、81.7)
10 ポーランド 81.7(9、81.8)
11 スロベニア 81.3(13、81.0)
12 チェコ 81.3(8、81.9)
13 ラトビア 81.0(14、80.7)
14 スペイン 80.7(16、80.4)
15 エストニア 80.5(10、81.7)
16 ポルトガル 80.2(18、80.0)
17 ベルギー 80.0(19、79.5)
18 日本 79.9(21、79.4)
19 アイスランド 79.5(29、78.3)
20 ハンガリー 79.5(22、79.4)
33 韓国 77.3(31、78.1)
46 米国 74.4(39、75.9)
56 ロシア 73.1(49、73.8)
68 中国 70.9(63、72.0)
109 インド 64.0(112、63.4)
165 チャド 45.1(164、45.3)
166 中央アフリカ 44.2(165、40.4)
167 南スーダン 40.1(166=最下位、38.7)

https://www.unsdsn.org/resources/the-sustainable-development-report-2024/

日本のSDGs達成度ランキングは、2017年の11位をピークにじりじりと下がってきた。2023年は21位で、初めて20位台に転落したが、2024年は7年ぶりに上昇に転じた。
17の目標ごとに「達成済み」「課題が残る」「重要な課題がある」「深刻な課題がある」の4段階で評価しています。
日本は2024年版では、「達成済み」が1つ、「課題が残る」が5つ、「重要な課題がある」が6つ、「深刻な課題がある」が5つでした。

2030年に達成可能なターゲット、わずか16%

報告書は、世界全体のSDGsの進捗について、こう述べている。

「SDGsのターゲット(17目標の下にある169の小目標)のうち、2030年までに達成できそうなものはわずか16%しかなく、残りの84%は進捗が限定的か、後退している。世界レベルでは、SDGsの進捗は2020年以降停滞しており、特に目標2(飢餓をゼロに)、11(住み続けられるまちづくりを)、14(海の豊かさを守ろう)、15(陸の豊かさも守ろう)、16(平和と公正をすべての人に)は、達成への軌道から外れている」

https://www.unsdsn.org/resources/the-sustainable-development-report-2024/


地球規模の課題には地球規模の協力が必要です。
SDGsの課題達成と同様に、多国間主義の強化には測定基準と監視が必要です。
そして持続可能な開発は、依然として長期的な投資課題です。世界金融構造の改革は、これまで以上に緊急の課題となっています。世界には、国家をはるかに超えた多くの重要な公共財が必要です。

最後に

本日はSDGsに関して紹介しましたが、
改めて日本のSDGsに対する意識がまだまだ低く、欧州から学ぶことはたくさんあります。ランクが上がってきてはいますが、まだまだ課題が山積みで、解決するには1人1人力が必要です。大手企業や中小ベンチャー、大学、自治体、慈善団体などなどたくさんの団体と手を取り合って強みを掛け算にする必要はあります。

弊社はSDGsに関する取り組みに力を入れております。
「たのしいはツクレル」をモットーに、廃棄野菜を活用したアップサイクルなクラフトビールの開発や、PRイベントを打ちたいという生産者の方のお手伝いを行うために2019年ごろに「ジャングルブルワリー(クラフトビール事業)」を立ち上げました。
これまでたくさんのメディアの方々に取り上げていただきました。本当にありがとうございます。

vogue japan様の雑誌に掲載頂いたり、
Livedoorニュース様には弊社代表島袋尚美を「漫画化」してもらいました。
他にも、Ethical Choice様、TOKYOエシカル様、SUSTERRA様、沖縄タイムス様などなど、たくさん掲載して頂きました。

日本の若者が、自己実現に向けて
生き生きと人生を送り、
自信や幸せを感じることができれば、
もっと活気のある日本になると信じています。

個の力をつけながら自己実現していく人を増やす。
その手助けをしたい。
そのために、成長やチャレンジする場を提供して、
日本を元気にします。
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』の想いをもってこれからもパートナーシップを大事に、日々協力しながらよりよい世界にしていきます。

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【株式会社ゆいまーるについて】
▼HP
http://yuima-ru-tokyo.com/
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、ビーガンコンサルティング、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、講演、営業代行などに取り組んでいます。

【代表・島袋尚美(しまぶくろなおみ)】
経歴:筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。

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