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社畜からフリーランスへの道のり

こんにちは、ゆいりんごです。

名前の由来は本名の「Yui」+翻訳者なので「Lingo」から。

英語だとイケてる気がしたけど日本語だとアニメキャラみたい、
と気が付きましたが、ID設定もこれでしちゃったしこのまま突っ走ります。

フリーへ転身してから3年が経ちまして
「同じような目標を持つ誰かの道しるべになれば」
という以前からの目標を形にしてみたわけです。

タイトルにもある通り、元社畜です。

「社畜」とは...
主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を放棄し、サービス残業や転勤も厭わない奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄したものである。(Wikipedia)

新卒でわけのわからないベンチャー企業へ就職し、
死ぬほどサービス残業させられ、
トイレでご飯食べたり、
オフィスのど真ん中で社長に怒鳴り散らされたり、
今でも思い出すだけで少し息が苦しくなるような思いを2年間しました。
(こういうのをトラウマだと認識したのはだいぶ後になってからです)

ようやっと会社を辞める決意を固め、
その後3年かけてフリーランスの翻訳者になりました。

もっと早くフリーになれる人もいるかと思いますが、
個人的には結果として一番良かった方法だと自負しています。

前置きの長さを思うとそんな大した方法でもないのですが、
①どんな仕事がしたいのか認識する
②社畜を辞める(今苦しんでいるそこのアナタ、これ①にしてOKです)
③履歴書・職務経歴書を作り込む
④「未経験OK」の派遣のお仕事で、①に当てはまるものを集める
⑤決まったお仕事は全力でやり抜く
(派遣期間終了後に延長を打診された場合、まだ学べることがあるかを自問)

あとはフリーになる自信が付くまで③~⑤を繰り返すだけです。
(私の場合、3年間で種類の異なる翻訳・通訳のプロジェクトを4社で経験)

ここで大切なのは、上にカッコで書いた「学べること」を求めていくこと。
これは翻訳者に限ったことではありませんが、
フリーを目指す方が会社勤務をする目的は
「特定の分野」における「知識」の収集です。

個人的見解ですが
フリーとして価値が高いのは「即戦力」のある人材です。

とあるソフトウェアを翻訳する、というプロジェクトがあるとします。
ここへフリーの翻訳家を採用する場合...
「ソフトウェアってなんですか?」状態の初心者より
「CSM系のソフトウェアですね、特定の用語リストあります?なければ一般的な業界用語で訳していって、あとから方向修正しましょう。」
という方が安心感もあり、結果として雇う側のコスト削減につながります。

この「即戦力」は実務を通してしか手に入れることができません。
私があえて派遣という雇用体系を推しているのは、「特定の分野」における「知識」の収集が「実務」を通して短期間で実現できることにあります。

①~⑤で「特定の分野」における「知識」の収集を目標にしていないと
「定職につけない人」に成り下がってしまいますので気を付けましょう。

今年で32歳になる私ですが、
「時間」って本当に貴重な財産だと実感するようになりました。
過ぎてしまった時間は元には戻せないんです。
ですから、何かに沢山の時間を使うときは常に目標があった方がいいです。

そんなわけで冒頭にも書いた通り、
「同じような目標を持つ誰かの道しるべになれば」が
この投稿に少しでも反映されていればいいなと願いつつ、
夕飯の準備をしてきたいと思います。(主人の希望によりハンバーグ)


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