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PAIN & GLORY #42 ある程度の制限

ある程度の制限があった方がいい、何事においても。

冒頭からいきなり倒置法になってしまったが、これは今ふと思ったことだ。例えばこのコラムもそうで"700-1000文字で自分の言いたいことをまとめる"という制限を設けることで、自分の頭の中で文章を常に校閲しながら書き続けられる。そうすることで、より皆さんが読みやすいであろう文章を書けている(気がする)。

学生時代、自分の通っていた高校は標準服もない完全な私服校だった。当時中学生の自分は、オシャレに目覚めるのが比較的早く、毎日取っ替え引っ替えに色々な服を着ていける高校生活に憧れ、周りもみんなそれぐらい見た目(服装やメイクなど)に気を遣っている人が多いのだろうと思い込み、この高校を受験した。

いざ合格し意気揚々とバッチバチ1軍の私服で登校したが、周りはなんちゃって制服や部活のジャージなどの、いかにも高校生らしい格好ばかりで、女子はみんなスッピン。ハッキリ言って、当時は心の底からガッカリしたものだ。服のセンスは当時、自他共に認める学内ダントツNo.1だったが、それは当時の同級生とは良くも悪くも一線を画してしまった。

高1、明らかにおかしい、オシャレが過ぎている
(もう10年前なの怖....)

これもやはり、ある程度の制限があれば良かったかなと思う。"高校には制服で行くため、私服を着られるのは放課後か土日のみ"という人の方が、限られた時間でのオシャレを楽しむために見た目に気を使うのではないだろうか。また"標準服"があれば、迷ったらこれ!という選択ができて、気合が入っている時だけ私服で来れるという考え方もある。そう中学生の自分に伝えてあげられたら、きっとあの高校には進んでいなかっただろう。。。

この考え方はどうとでも応用ができる。自分の中で生活に影響を及ぼすであろう、厳守しなくてはならない制限を勝手に決めて、それを守りつつ仕事をする。制限とはいえ、何かルール的なものでなくても良い。例えば"日本人の友人が誰もいない国"で成功を収めるというのも、慣れ親しんで母国ではない場所で戦うという、立派な制限だ。

実はもう1つ書きたいテーマがあったが、字数が制限に達しそうなので、それは別の時にとっておこう。

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