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PAIN & GLORY #38 なんの話?

今日は会社のMTGが終わった後、夕方ぐらいからトルコ料理屋で会社のメンバーで夕食をとった。馴染みのないメニューが多く、運ばれてきたメニュー全てわからなかった(そもそも知ろうという気もない)、次行ってもたぶん同じものは頼めない。

小鉢が沢山乗って出てきたモノどれもすごく美味しいので
リピートしたいが名前がわからない

ただ物凄く自分好みの味だった。親父の故郷であるイランの隣国の食事、正直昔のトラウマで苦手意識があった。7歳で初めてイランに行ったとき、人生で初めての海外、母親と10日以上離れるのも初めてで、猛烈なホームシックに襲われたことは今も忘れらない。

そんな中で最も苦痛だったのは"食事"に他ならなかった。まず自分は大前提として、当時あまり好き嫌いがなかった。だから海外に行ったとしても食事においてあまり苦労するとは、両親も自分も考えていなかったと思う。ただそれは"無知"という大きな過ちとよって、25歳の現在に至るまで引きずる大きな代償となった。

あまりイメージないかもしれないが、中東に位置するイランはナンよりも米が主食の定番とされている。当時7歳の勇一少年の頭の中には

       "米=日本のご飯"

という考えしかなかった。そのお陰で親父の実家の食卓(ペルシャ絨毯の上、すなわち床だが)で米が出てきたとき、まさかそれがインディカ米という、日本で食べられている米(ジャポニカ米)とは全くの別物だとは露知らず、、、

飛行機で片道14時間かけ到着し、たくさんの家族が挨拶に来て中々食事をとることができず、やっとの思いでありつけた自分は、口一杯に米を頬張った。次の瞬間、自分の知っているものとは味が違うことに気がつき、頭の中でプチパニックが起きた。今となってはタイ米だったのだろうと思うが、当時は何を隠そうまだ7歳で"無知"。全て吐き出してしまい、以降トラウマで現在までタイ米全般が食べられない。

でも昨日食べたトルコ料理は実に美味しかった。サバサンドが有名だがそれは出てこず、タイ米も出てこなかったのでとにかく平和に食事ができた。きっとこれからも、どんなに美味しいタイ米でも食べることはできないだろう(笑)

「なんの話?」
ってなるような回でしたが、、、あしからず。

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