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PAIN & GLORY #49 来カンボジア

いよいよ今日、ボスがカンボジアに帰ってくる。自分の会社の社長に丸半年会っていないこと自体、あまりないことだと思う。それでいて自分の場合は、その社長の元でビジネスを学びたいという想いで海を渡った。だが結果として半年間、カンボジアという見ず知らずの土地で放牧される結果となった。

完成間近の新シェムリアップ国際空港
ちなみに成田空港よりもデカいです。

でもそこに関して、今思うと凄く良かったなと思う。何度かこのコラムでも触れているが、カンボジアに来てからの自分は、あらゆる面で人間的に成長できたと思う。全く何のコネクションもなく言葉も文化も異なる場所に、遊びで来るのとビジネスとしてカネを稼ぎにいくのとでは、天と地ほどの差がある。

1番をそれを強く感じるのが、日本にいる友人と連絡をとっているときだ。

「週2の休みじゃ足りない」
「ボーナスが少ない」
「上司がムカつく」
「仕事にやりがいを感じられない」

などの悩みをよく耳にするが、正直言って今の自分にとって、その全ては甘えにしか聞こえない。いつまでも雇われる事が前提の人と違って、自分は成功するために休みなど必要ないと思っているし、カネを稼ぐことに集中する上で自分自身の能力が上がっていないのに、カネを稼げるわけがないと自覚している。だからこそ、自分はこの国で"成功する"よりも前に"成長する"ことに重きを置いて生きてきた。

その結果、自他共に認めるほど強い人間になれたと思っている。日本では"図々しい"とかって表現されるような存在かもしれないけど、それぐらいじゃなきゃビジネスで成功を収めることはできないのだということも、大いに学べた。

友人の多くは、日本の都心部に住んでいて同じ街に友達や恋人、家族がいる。何かあっても相談できる相手が自分達の近くにいるという状況な時点で、正直今の自分に比べればストレスは少ないはずなのになー、と比べてしまう瞬間がある。

しかし大事なのは

              "自分は自分、他所は他所"

あまり深く考えすぎずに、日本に戻った時に自分に興味を持って話を聞きたがってくれる人にだけ、自分の経験してきた波瀾万丈な半年間の話をしようと思う。

さーていよいよ、自分のビジネスが音を立てて動き出しそうだ。この国に導いてくれたボスの話に耳を傾けつつ、1つ1つ石橋を叩いて進んでいきます。

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