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和風おうちごはん

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日本が恋しくなる和風ごはんのまとめ
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骨付き鶏のとろろ昆布梅バター煮込み

外気温マイナス2度(体感)の本日。 家にいながらにしてヒートテック・極太ニット・ウールカーディガン重ね、マフラーぐる巻きの見た目エスキモー状態で過ごしているわけだが。 ことの発端は、今朝。 起きて簡単に朝ごはんを済ませ、食器を洗おうとお湯を出したのだけど、待てど暮らせどお湯、出ず。 え、、これは一体何事?顔にしたたる3本線。 サロンにある暖房系統を司るパネルを見ると、エラー表示。 いやな予感しかない。 ガレージのガスボイラーを見に行ったらこちらもエラー表示。 ちーん、

中秋の名月の夜は、北フランス的ごちそう、納豆俺おろしペペロンチーノ🐶卵黄を満月に見立てて🌕思いつきで紅生姜ほっぺをのせた瞬間、あまりの可愛さに動悸が。しばし眺めていたら、かぐや姫のようにこのまま飛んでいってしまいそうな気がして、なんだかセンチメンタルな夜。ずっとステイでよろしく🙏

北フランスの週末、ひとりもんじゃで優勝

DNAに逆らって、絶対無理な車の運転。 それ以外、大抵のことは人並みにこなせてきた我が人生。 器用貧乏とは自覚しているけれど、寝ながらピアノを弾けたり、スーツケースを持ち上げて23kg以上以下がわかるなど、一風変わった特技をいくつかもっている。 なかでも、最近これはよかったなあと感じること。 私、ひとり遊びがとても得意なのである。 ひとりでレストランに行けるとかそういうことではなく(むしろこれは苦手)、家でひとりでなんか全力で愉しむ、という類のものだ。「おもしろきことも

ピカールのカツオじゃないカツオのタタキ

今週は、Otto氏不在&ストーカーな俺🐶とラブラブ&ひとりごはん生活堪能していたけどそれももう終わるな・・・ と、感傷にひたっているユイじょりがワイン片手に通りますよ。 先週まで、北フランスの内陸部で過ごすことが多かったので、まあ例のごとく大体芋&肉で胃を満たしていた。ジャポネーゼ的胃袋にとっては完全に、ひもじい。。米くれ出汁クレ魚オクレ。 そんでもって、シチリアのkaorinaさんからは、毎年恒例、マグロのシーズン到来!とのお知らせが。ああ飛びたい飛びたい飛んでゆきた

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アンコウと貝で祝うひな祭り

あけまして三が日ごはん2023

Bonne année!ボナネー!毎度お世話になっている皆様、新年あけましておめでとうございます。 フランスでは新年の抱負的なもので使われるのが、「résolutions du nouvel an」。テレビをつければ、タバコやめるーとか、野菜を多くたべるーとか、各々のresolutionsインタビューが流れてくる。 私個人でいえば、昨年は環境の変化が大きくて、それに順応するのに夢中で気づいたら1年終わっていた。同時に、昨年は自らのポンコツ具合を認識する機会がたくさんあった

なんでもない日のおめで鯛づくし

金曜日はおさかなの日昨日、1歩も庭以外の外に出なかった(=俺🐶の散歩をしなかった)ことを大反省した金曜日の朝。なお、俺は早朝から狂ったようにありあまるエネルギーを室内で発散していた。スマン。 さて金曜日といえばお魚の日。魚市場は多分盛り上がるだろうし、外は3度くらいしかないから腰が重いけど、港までくだってみようか。証明写真も撮らなきゃいけないし。 金曜の朝に初めてきたけど、今まできた中でもっとも盛り上がっている。それにパリで見ていたおさかな達よりも新鮮そうにみえるぞ?(背

和洋折衷を愉しむ、北国のホタテ

「ホタテの街」のマルシェへ今朝は、自宅のある街から30kmくらい離れた街まで車通勤しているOtto氏に誘われて、朝もはよから俺とともに私も出勤。 中学生のときから超絶低血圧な私にとって、北国の寒い朝に早起きするというのはなかなかにこたえる。でも、「なかなか大きなマルシェが開催されているぞ」という人参をぶらさげられたから行くしかあるまい。しっかし外は寒い。3度くらい。 仕事に行くOtto氏に別れを告げ、俺としばし街歩き。寒すぎて写真をほぼ撮らなかったのだけれど、この街も海沿

本日のランチ、エビカニカマブロッコリーのあんかけ塩ラーメン🥦前にケイチェルおじ氏が作っていたエビの味覇あんかけラーメンってのがずっと気になっていたので、真似っこ。ちょっと生姜を入れてみたり。大変美味しかった。そういえば最近のランチのお供は牛乳🥛給食か?

カニカマとサーモンで、ひとりスシローごっこ

重労働後の、ご褒美にひと夏の間、ほったらかしにされていた新居の庭。 どうにかしたくて、先日草刈り機を買ってもろたので、四苦八苦しながら人生初の草刈り機を動かす。 これが結構重労働で、汗ダラダラ。でも、草の背丈が整えられていく様子がこれまたきもちいい・・・。これハマりそうだな。。 さて、そんなこんなしているとあっという間に夕方となったわけだが、昨日はOtto氏がパリへ泊まり会議だったので、夜は俺とラブラブなひとり生活! こんな日はパリ深酒友Aちゃんのとこにでも嬉々として遊

困ったときの粉もん祭り〜大根餅とOKO

ぽなちゃんもハマる大根餅なるものを ユイじょりもしてみむとてするなり 昨日は苦手なアドミ作業に四苦八苦していたら、あっという間に19時すぎ。Otto氏の「あと2分で到着」コールで気づく。 「やばい。何食べよう?何も考えてなかった・・・」 とりあえずチーズ切ったりポテチ盛ったりして、Otto氏とともにアペロ。 麦酒チャージしたらば、脳内フル回転で献立検索。麺に逃げようか?いや、前日夜食べたし。米炊いてどんぶり?そういえば肉系がほとんどない。。 おっと、そういえば、夕方n

北フランスの深夜食堂で、豚汁定食を

大根とごぼうを担いで、パリから北へ時は2週間前にさかのぼる。 私と俺🐶は、バカンス@ベトナムにでかけたOtto氏&義母のお迎えのため、TGVにのって1ヶ月ぶりのパリへ。 人でごったがえす北駅に到着。やっぱりパリは人多いなあ・・・と、すでに田舎モード全開。もともと田舎者だからか、田舎への順応は早い。 異国情緒満載の北駅周辺からアフリカンブティックをウィンドウショッピングして、モンマルトル近くの生地問屋街へ。ここには手芸用品店が集まっているので、とりあえずなんでもある。

鯛の塩釜焼きで、ソロ引越し祝い

女の自立は台所の自立から冒頭の一節は、桐島洋子さんの著書『聡明な女は料理がうまい』から。私は気に入った本を何度も読む派だが、この本はいつ読んでも面白い。共感ポイントが多すぎて、是非飲み友達になっていただきたいと毎回思う。 さて、18歳で上京して以来、小さなキッチンを常にフル活用しまくってきた私だが、今回の引越しで夢にみた広いキッチンを得ることができた。なんだかようやく一国一城の主人となれた気がしている。ありがとうOtto氏。 パリの鳥小屋アパートと比べれば、キッチンの広さ

こんな夜更けにパセリかよ

日差しが降りそそぐ大西洋の海辺で過ごした数日後。 パリジェンヌのようにこんがり日焼け・・・とまではいかず、日に当たると肌が赤くなって黒い斑点ができて終了ちーーーん。 私は先天的にも後天的にもほくろがとても多いので、ほくろの黒い斑点が増えすぎて肌が斑点に覆われるという夢をしょっちゅう見る。これがなかなかに恐怖。 そのせいか、日を浴びたあとはインナーから肌の新陳代謝にいいものを取り入れなくては・・・という強迫観念にかられる。結果、無性にパセリを欲し、さらにパセリに取り憑かれ